この装置は、有機物など化合物の同定や官能基などの原子団の有無、分子の結合状態を調べるもので、指示した物質で構成されたものであるかどうかの確認、製品の混入異物の同定、製品の付着物の同定等に利用されています。
　全真空システムを搭載しており、水蒸気や炭酸ガスによる影響のない高感度測定が可能で、中赤外～遠赤外領域までの広帯域測定が可能です。また、赤外顕微鏡のスマートマッピングを使用することにより、プリズムと試料を密着させたまま、マッピング測定することができるため、クロスコンタミネーションの心配がありません。顕微ATRにより試料上の目的部位を狙って測定することも可能です。
　

メーカ・型式

日本分光・FT/IR-6XFVST, IRT-7100-16

性　能

最高分解能：0.25cm^-1
スペクトル波数：7800-30cm^-1

測定法

通常分析：ATR法、透過法、反射法、拡散反射法、高感度反射法
顕微分析：ATR法、透過法、反射法

設置年度

2023年度

担　当

基盤技術課　化学分析係
TEL　075-315-8633        FAX　075-315-9497
E-mail　kiban@kptc.jp

使用料（基本額）

フーリエ変換赤外分光光度計（FT-IR）
フーリエ変換赤外分光光度計（FT-IR）（赤外顕微鏡）

依頼試験手数料（基本額）

こちらをご覧ください

 

 

 

公益財団法人JKA補助機器（競輪補助物件）

参考情報

新規導入機器のご案内　フーリエ変換赤外分光光度計（FT-IR）
（『クリエイティブ京都Ｍ＆Ｔ』2024年春号）