クリエイティブ京都M&T

 がんばる企業を技術と経営の両面からサポートする情報誌「クリエイティブ京都M&T」。
 当センターの研究成果や相談事例の紹介、注目の技術情報などを掲載し、中小企業の皆さんの技術力向上を支援しています。ぜひお読みください。

これまでの技術関連記事一覧 (2007年12月号~)

最新号の全文 (pdf) 

センター関連記事


クリエイティブ京都M&T 2024年新春号(No.178)

♦業務・相談事例紹介

新製品開発の「デザイナー」を見つけませんか? KYOTO DESIGN WORK SHOW

 京都ビジネス交流フェアの出口付近で、いつも同時開催している「KYOTO DESIGN WORK SHOW(キョウトデザインワークショウ)」にお気づきですか?自社開発の製品や、新商品開発に欠かせないデザインですが、その専門家であるデザイナーを、いざ見つけようと思っても、今まで探した経験のない中では、少しハードルが高いかもしれません。
 当センターではものづくり(工業製品)を得意とするデザイナーさん達に、このコーナーに出展してもらうことで、普段ではちょっと聞きにくい「デザイン料金」や「仕事の事例」などについて、ブースで直接、気軽に問い合わせ・相談できる場として、この「KYOTO DESIGN WORK SHOW」をBtoBマッチングの「京都ビジネス交流フェア」会場内に設けています。
 過去にこのコーナーを活用してBtoBマッチングし、実際に商品化に成功した事例とヒントの一部を写真でご紹介いたします。

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♦技術センターから

デジタルマニファクチャリング研究会 中丹商品開発部 活動紹介

 中丹技術支援室で開催しているデジタルマニファクチャリング研究会は、最新のデジタルテクノロジーをものづくり現場で活用ができるための取り組みを行うと共に、「中丹商品開発部」として、デジタルツールを実際の商品開発に活用する実践の場の提供と、中丹地域の異業種企業が集まる検討会による課題解決の実践を進めています。今回は中丹商品開発部の近年の活動成果として、重箱式巣箱持ち上げ機の開発(株式会社週末養蜂)と、小型しぼり機の開発(東和酒造有限会社)の2件の開発事例を紹介します。

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けいはんな分室の産学公連携活動 ~京都大学宇治キャンパス産学交流会~

 けいはんな分室では、京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・公益財団法人京都産業21と共同し、企業と大学の技術連携や共同開発などを推進して新技術・新製品の創造を通じた新産業の育成を図ることを目的に、京都大学宇治キャンパスにある4研究所(エネルギー理工学研究所・生存圏研究所・防災研究所・化学研究所)と産学交流会を開催しています。今号では最近の実施概要を紹介します。今後も皆さまのお役に立つ、また興味をもつ交流会を企画しますのでぜひご参加ください。

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♦機器紹介

新規導入機器のご案内 ハンドヘルド蛍光X線分析装置

 令和4年度JKA機械振興補助事業により「波長分散型蛍光X線分析装置」と併せて「ハンドヘルド蛍光X線分析装置」を導入しました。切断が困難な大型の合金試料などの分析にも適しています。現場での材料の品質検査などに広くご利用いただけますので、その概要を紹介します。

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♦技術トレンド

液相析出法による酸化ニッケル薄膜の合成とそのエレクトロクロミック材料への応用

 金属酸化物、特に遷移金属酸化物は、電気的、光学的、磁気的に様々な機能を発現することから広い分野で利用されています。一般的に各種機能が見出された物質が材料として用いられるにはその形状が重要であり、研究開発の過程においては目的形状化が大きな課題です。融点あるいは軟化点が比較的低温である高分子や、溶媒に可溶な有機化合物の場合、薄膜化、繊維化、微粒子化等の形状化が比較的容易でありますが、ガラスを除くと、無機材料の多くが通常、結晶質であるため、融点が高く、その可塑性が限られています。そのため合成段階からの目的に応じた形状化が望まれますが、一般には、粉体焼結による成形、成形体の切削、研磨等の方法が用いられています。とりわ け近年、エレクトロニクス分野を中心とした素子の微細化の流れにより、機能性材料の薄膜化の手法が活発に研究開発されています。

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♦技術センターから

電磁波分野等で使用する単位「デシベル」について

 「デシベル(dB)」という単位は音響の指標などで良く使われますが、電磁材料の特性評価や電磁環境両立性(EMC)関連分野でもよく目にする単位です。電磁材料やEMC技術はほぼ全ての電気製品等に関連するため、その基本的な考え方を理解することが重要です。そこで、電磁波等の強度を相対的あるいは絶対値として表現するデシベルについて解説します。

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♦技術センタートピックス

「2024年新春セミナー」のご案内

 技術センターでは、府内中小企業の情報化等を支援するために、(一社)京都府情報産業協会(京情協)と連携し、最新技術・動向に関する「企業情報化支援セミナー」を開催しています。どなたでも参加いただけますので、新商品開発や新分野進出等のきっかけづくりにぜひご参加ください。

 

日 時 令和6年1月25日(木) 16:00~17:30

会 場 京都コンピュータ学院京都駅前校 6階 大ホール

内 容 人に役立つロボットを、おどろくほど簡単に。

 国内大手自動車メーカーも認めた技術と開発力を持つ株式会社Keigan(けいは
んなオープンイノベーションセンター KICK入居企業)は、モーター応用製品KeiganMotor®や現場に簡単に素早く導入可能なAMR(自律移動ロボット)KeiganALIの開発により、工場だけでなくレストラン等のサービス現場での生産
性向上に貢献されています。今回のセミナーでは、現場での苦労点や達成感等、事例を交えてご紹介いただきます。

講 師 株式会社 Keigan 代表取締役 徳田 貴司 氏

受講料 無料

定 員 300名

申込み 京情協ホームページ(https://www.ict-kyoto.jp/)からお申し込みください。

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