波長分散型蛍光X線分析装置

 この装置は、試料にX線を照射したときに発生する蛍光X線を分光することにより元素を分析します。
 金属やセラミックスなどの固体材料に含まれる元素を非破壊で、迅速かつ高感度に分析することができます。

 

メーカー・型式
リガク・ZSX PrimusⅣ
性  能
測定範囲      4Be~96Cm
X線管        Rhターゲット、最大定格4kW
照射方式       上面照射
最大試料サイズ   Φ48mm×30mm
測定径       Φ30、20、10、1mm
設置年度
2022年度
担 当
基盤技術課 化学分析係
TEL 075-315-8633      FAX    075-315-9497
E-mail kiban@kptc.jp

使用料(基本額)
こちらをご覧ください

 

公益財団法人JKA補助機器(競輪補助物件)
keirin
☆よくある質問(FAQ)

(1)試料はどれくらいの大きさであれば分析できますか。

φ48mm以内、厚さは30mm以内です。

     (ホルダの形状は図のとおり)

 分析面積はφ10mm以上あることが望ましいですが、 

 それ以下でも可能な場合もあります。

 担当者にご相談ください。

(2)粉末や液体の分析もできますか。

 粉末はプレス成型して分析するか、ルースパウダー法により分析できます。
 液体は、分析用ろ紙に滴下して乾燥させた後、分析します。

(3)定量分析はできますか。

 定量分析は、標準試料により検量線を作成すれば可能です。
 定性分析の結果から、SQX分析結果が出力されますが、これはFP(ファンダメンタルパラメータ)を用いた概略分析値です。

 定量分析とは区別しています。
 *当センター所有の標準試料については、担当者にお尋ねください。