
数μmエリアの微小部の化学結合状態をラマンスペクトルとして測定するだけでなく、イメージ化することによって視覚的に化学結合状態の違いを評価することができます。
- メーカー・型式
- ナノフォトン株式会社
RAMANtouch - 仕 様
- レーザー波長 : 532nm 、 785nm
対 物 レ ン ズ : 5、10、20、50、100倍
回 折 格 子 : 300、600、1200gr/mm
検 出 器 : 電子冷却CCD(1340×400 画素) - 特 徴
- ・ 350nmの空間分解能
・ スペクトル分解能 (0.67 cm-1 : FWHM)
・ ピーク位置決め精度 (0.1 cm-1)
・ ライン照明による超高速ラマンイメージング(400スペクトル同時測定) - 用 途
- ・ 電子機器部品やポリマー製品などの表面汚染状態の評価
・ シリコン基板の応力評価
・ カーボン材料 (CNT、SiC、DLC、グラファイトなど)の化学状態の評価
・ 半導体、有機材料、高分子材料、医薬品、食品、鉱物などの成分評価 - 設置年度
- 2013年度
- 担 当
- 応用技術課 表面構造係
TEL 075-315-8634 FAX 075-315-9497
E-mail ouyou@kptc.jp - 使用料(基本額)
- こちらをご覧ください
この機器は、「地域新産業創出基盤強化事業(近畿地域)」により導入しました。
※他府県割増適用外
活用事例

【 観察例 】
参考情報
レーザーラマン顕微鏡による錠剤の成分分布評価(『クリエイティブ京都M&T』2023年夏号)
個体材料分析フローチャート(『クリエイティブ京都M&T』2019年1月号)