車戴機器などの電気・電子機器を対象とした電磁ノイズ試験(EMC試験)が可能であり、電波暗室を用いた本格的なEMC試験の前の予備試験や強電界(200V/m)によるノイズ耐性試験などにより、製品を評価できます。
- 主な導入機器(メーカ・型式)
- ・G-TEMセル(TESEQ社 GTEM750)
・スペクトラムアナライザ(Keysight Technologies社 N9010A-507)
・擬似電源回路網(Schwarzbeck社 NSLK8127)
・高周波パワーアンプ((株)アールアンドケー社 A009K251-5757R、A080M102-5757R、GA701M282-4850R-LCA)
・BCIプローブ(FCC社 F-140)
・結合・減結合回路網(TESEQ社 CDN M016S M2/M3)
・EMクランプ(FCC社 F-203I-A-23mm) - 用 途(試験項目、周波数、試験レベルなど)
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エミッション測定
(製品から放出される電波ノイズの測定)放射性エミッション測定 30MHz~6GHz 雑音端子電圧測定 9kHz~30MHz 妨害電力測定 30MHz~300MHz イミュニティ試験
(製品へ電磁ノイズを印加の耐性試験)放射性イミュニティ試験 100kHz~1GHz 200V/mまで 80MHz~2.7GHz 10V/mまで BCI法イミュニティ試験 1MHz~1GHz 200mAまで 伝導性イミュニティ試験 150kHz~80MHz 10Vまで - 設置年度
- 2016年度
- 担 当
- 応用技術課 電気通信係
TEL 075-315-8634 FAX 075-315-9497
E-mail ouyou@kptc.jp - 使用料(基本額)
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エミッション測定
イミュニティ試験 - 依頼試験手数料(基本額)
- こちらをご覧ください
- 公益財団法人JKA補助機器(競輪補助物件)
参考情報
- ☆よくある質問(FAQ)
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(1)測定対象のサイズはどれくらいですか。また、何か制約はありますか。
基本的には、縦横高さ25cmまでのものが対象となります。また、測定時には対象を回転して設置する必要があるため、天地無用な(上下が決まっている)対象の測定には向きません。
(2)G-TEM庫内機器と外部機器との接続は可能ですか。
G-TEM床面より、2.3cm径の貫通孔が空いていますので、この穴径を通る太さならケーブル・電線を通すことが可能です。なお、スリーブから先の引き回しを考えると、2~3mほどの配線長をご準備いただく必要があります。
(3)測定にはどの程度の時間がかかりますか
測定項目により所要時間が異なります。EMC測定にかかる所要時間の目安については、以下の参考資料をご参照下さい。
参考資料:EMC測定にかかる試験時間の目安について