温湿度サイクル試験装置

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この装置は、温度変化や湿度変化、またはこれらの繰り返しにより、部品、機器、又は機器の構成部品のシール部に与える影響を確かめることができます。

メーカ・型式
エスペック株式会社
PSL-2K
性 能
温度:-70~+100℃
湿度:20~98%RH
試験室の大きさ:600(幅)×600(奥行)×850(高)mm
設置年度
2004年
担 当
基盤技術課 化学・環境担当
TEL 075-315-8633       FAX 075-315-9497
E-mail kiban@kptc.jp
使用料(基本額)
こちらをご覧ください
公益財団法人JKA補助機器(競輪補助物件)
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活用事例

 

温湿度サイクル試験とは、電気・電子部品や機械部品がある一定環境下(高温多湿、極低温、またはこれらの繰り返し等)に曝された場合に発生が予想される不具合要因を解析するための試験環境を提供し、使用時に問題となる電子部品等の信頼性を評価する試験の一つです。

温度変化は急激ではありませんが、湿度制御もできるので温度と湿度の両面から信頼性を調べることができます。
そのため、腐食や結露による回路のショート等の不具合が生じないかなどの確認によく利用されています。

当センター機器の運転可能な温湿度範囲は-70~100℃、20~98%RHで、湿度は、槽内にあるヒータで水を沸かして蒸気を発生させ調整しています。
なお、試験をする際の注意点として、温湿度制御範囲図(下図参照)の確認が必要です。

「環境試験で何時間試験すれば自然環境で何年に相当するのか」とのご相談がありますが、実際の使用環境、使用したい年数、評価項目(変色や強度など)等を合わせて考えるべき問題であり、加速試験だけで製品の信頼性や耐久性を予想することはかなり難しい問題です。
場合によっては、数年間の屋外暴露試験により加速試験との相関を評価が必要になります。

そこで、JIS規格などに記された試験や取引先から依頼される試験、もしくは製品の仕様変更する際の確認試験など、新旧製品の耐久性・信頼性を比較評価したデータを蓄積していくことが安心・安全をめざすモノづくりには重要です。

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