
この試験機では、引張強度、圧縮強度といった試験が可能です。
金属材料や工業材料の強度試験、製品の品質管理における機能評価に利用できます。

圧縮試験
- メーカ・型式
- 株式会社島津製作所
UH-1000kNI - 仕 様
- 試験制御方法:荷重制御・ストローク制御
- 試験荷重容量:最大1000kN(6レンジ切替)
- 試験ストローク:引張側 900mm、圧縮側 900mm
- 有効支柱間隔:750mm
- 試験速度:0.1~70mm/min(圧縮・引張)
- 荷重表示:アナログ(針指示)及びデジタルの表示、最大荷重値を示すアナログ荷重指示のための置針を装備
※ 引張試験は機器の不具合のため、試料のチャック部長さ200mm以上、最大引張荷重300kN以下の試験のみ可能です。
- 設置年度
- 2010年
- 担 当
- 基盤技術課 材料評価係
TEL 075-315-8633 FAX 075-315-9497
E-maiil kiban@kptc.jp - 使用料(基本額)
- こちらをご覧ください
- 公益財団法人JKA補助機器(競輪補助物件)
試験を行うに当たっての注意点
引張り強度、圧縮強度といった試験を実施した場合に、試料の種類・材質や性質によっては、破砕した破片等でケガをする危険性があります。
機器貸付を申し込まれる際には、事前に試料の種類・材質や性質について確認の上、試験の条件と合わせて担当者までご連絡いただき、打ち合わせをしていただきますようお願いします。
活用事例
金属材料の強度を測定する1つの方法として、日本工業規格(JIS)に規定されている「金属材料引張試験方法」があります。
これは、様々な金属材料に応じた試験用の試験片を作成し、その両端を万能試験機などで引っ張ることによって、試験片が破断するまでに必要な荷重を測定し、金属材料の引張強(ひっぱりづよ)さなどを測定する方法です。