クリエイティブ京都M&T 2020年3月号(No.160)

 

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♦京都発!我が社の強み
               プラスコート株式会社

中小ものづくり企業にとっての研究開発と産学公連携

 業界のオンリーワンになってトップを走り続けるには研究開発が欠かせません。しかしそれには大きな投資が必要で、しかも成果がすぐに出るとは限らないため、重要性は認識しながらも費用対効果を考えるとなかなか踏み切れない、踏み出したが続けられないということはありませんか。そんな中でプラスチックへの導電塗装を得意とされているプラスコート株式会社では、産学連携や企業連携を通じた研究開発を続けておられます。その位置づけや継続のポイントなどを、代表取締役社長の安田知穂氏、相談役の佐藤邦弘氏、そしてクリエイティブ事業部 研究開発部長の田邊雅永氏に伺いました。
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♦業務・相談事例紹介


めっき膜厚測定 無電解ニッケル-りんめっき

 めっきの膜厚測定には蛍光X線膜厚計がよく用いられます。この装置はX線を試料に照射し、試料から発生する元素固有のX線(蛍光X線)を検出することで材料の元素分析を行う装置ですが、膜厚既知の標準試料を測定し膜厚と蛍光X線強度の関係を把握すること(検量線法)、または理論計算(薄膜FP法)により素材上のめっき膜厚を測定することが可能です。この装置では…
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耐候性試験における促進性について― 試験条件をどうするか ―

 屋外で使用されているプラスチックやゴム、塗膜など樹脂材料は大気環境の影響で少しずつ劣化していき、長期になると変色や強度低下などを起こします。その状況を評価するため実際にテストサンプルを屋外に設置して行う屋外暴露試験では、年単位の時間が掛かってしまいスピードが求められる製品開発に間に合いません。そこで…
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♦機器紹介

 

新規導入機器のご案内「ナノサーチ複合型顕微鏡」

 この度、平成31年度JKA機械工業振興補助事業により、「ナノサーチ複合型顕微鏡」を導入しました。一台で数十倍~百万倍以上のワイドレンジ観察・測定機能を有し、材料の特定箇所を詳細に形状観察できる装置であり、微細な材料を使用している幅広い分野の材料開発に利用可能です。機器貸付等でご利用いただけますので、ご案内します。
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スパーク放電発光分析装置― 金属材料の受け入れ検査などに ―

 当技術センター中丹技術支援室のスパーク放電発光分析装置は、低合金鋼と鋳鉄(白銑化試料)に含まれる成分の定量分析が迅速かつ簡単に行える装置です。機械部品や金属材料の受け入れ検査などに役立てていただけます。
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液体クロマトグラフ 食品中の有機成分量などを測定

 当技術センターには液体クロマトグラフ(HPLC)、液体クロマトグラフ飛行時間型質量分析装置(LC-TOF/MS)があります。今回はその違いについて説明します。
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♦技術センタートピックス

 

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