クリエイティブ京都M&T 2016年7,8月号(No.124)

表1_4_0620 ♦京都発!我が社の強み             ~株式会社エマオス京都  

ただの穴の開いた材料でも、機能性という「魔法」をかけると非常に便利なツールに生まれ変わる!!
「アナと有機の女王。 ミクロのテトラポッドの連結体で物質を自由自在に!!」
 ~ミクロのテトラポッドで見事な「穴」を紡ぎ出し、材料の「分離」と「合成」を自在にあやつる魔法~

これは、空想の世界のお話ではありません。まさに「有機」物でありながら水になじみやすい性質をもつ「モノリス」を駆使して、ただの穴の開いた材料でも素晴らしいツールに生まれ変わらせる、そんな魔法のようなオンリーワン技術を強みとする株式会社エマオス京都の代表取締役石塚紀生社長にお話を伺いました。[全文を読む] 
♦業務紹介
表面物性装置によるマイクロスクラッチ試験のご紹介
   当センターでは蒸着膜やスパッタ膜など膜厚が1μm前後の薄膜の密着強度をマイクロスクラッチ試験により評価する表面物性試験装置を導入しています。企業の皆様にご活用いただけますようご紹介いたします。[全文を読む
♦技術トレンド情報
 構造最適化とトポロジー最適化技術
 機械部品の設計においては、部品の薄肉化や肉抜きにより軽量化し、代わりにリブ(力骨)を設けて強度を保ちます。肉抜きやリブの形状は、長年の試行錯誤やノウハウ、或いは勘に基づいて形成されてきました。しかし近年、機器の高機能化・開発時間の短縮化に伴い、コンピュータによる数値解析を利用し、力学的・数学的根拠に基づいた部品の肉抜きやリブなど形状・構造を導き出す構造最適化技術が注目されています。そこで今回は構造最適化技術、特にトポロジー最適化技術について紹介します。[全文を読む]
♦技術センター事業から
  「3Dデジタルツール×ものづくりの可能性」 平成27年度第4回セミナー(平成28年1月22日)より
 昨今の3Dプリンタブームが一段落し、3Dプリンタは企業の試作ツールとして定着し、更に最終製品を加工する製造技術へと発展しつつあります。当センターでは平成25年度より年間4回のセミナーを開催し、3Dプリンタ及び周辺の3Dツールに関する最新情報を紹介しています。[全文を読む] 
♦研究報告
    樹脂粉末積層造形の成形品物性制御に関する調査研究(2) ■ 基盤技術課 宮内 宏哉
 樹脂粉末積層造形とは、樹脂粉末を敷いた層(厚0.1mm程度)にレーザ光を走査して照射部のみを溶融させ、この層を繰り返し積層させることにより三次元構造体を作製する方法であり、近年注目されている3Dプリンタの造形方式の一つです。樹脂粉末積層造形は、造形品の強度及び耐久性に優れていることから、最終製品及び部材を3Dプリンタで生産する際の中核技術として注目されています。[全文を読む]
♦技術センター事業から
   研究成果発表会と施設公開 ~この機会にぜひセンターへお越しください~
 京都府中小企業技術センターでは、業界ニーズに基づくテーマを設定し、企業の皆様や大学などと連携を図りながら研究開発や調査研究などを行っています。その成果の実用化や普及のために、研究成果の発表会を開催します。
 また、研究発表会の前後には、当センターの施設や機能、職員の業務などを知っていただくための催しも実施します。[全文を読む] 
♦技術センターからお知らせ
 行事予定表