京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。
今回は生存圏研究所との交流会です。参加は無料です。

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日 時 : 令和5年10月17日(火) 13:30~19:00
場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)
木質材料実験棟(木質ホール)3階
内 容
第1部:講演会
◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)

「セルロースナノファイバービジネスで脱炭素社会を生き抜く」
京都大学 生存圏研究所 教授 矢野 浩之 氏
セルロースナノファイバーは、植物繊維をナノレベルまで解繊した、軽量、高強度の食べられるナノ繊維です。食品や化粧品添加剤としての利用、樹脂に複合して自動車用材料への利用など、様々な用途について研究開発や実用化が進んでいます。
21世紀の大型産業資材として、その魅力について紹介します。

「天気予報と宇宙天気予報 ―高精度化に向けた研究開発―」
京都大学 生存圏研究所 准教授 横山 竜宏 氏
天気予報の精度は年々向上していますが、台風の進路や強度の予報などは不確実性が高く改善の余地が大きい状況です。一方、宇宙天気とは、太陽の活動が地球周辺の宇宙環境を変動させ、衛星の故障や電波障害を引き起こす現象の総称です。
両者の予報の高精度化に向けた研究開発について紹介します。
◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)

「日本のITS(高度交通情報システム)の国際展開事例」
株式会社ゼロ・サム 代表取締役社長 菊池 力 氏
成長著しい途上国では、都市における交通渋滞と、交通事故死亡者の多さが社会課題となっています。日本のインフラ輸出戦略では、展開国における本社会課題を解決するため、交通分野における高度交通情報システム(ITS)にも力を入れています。
ITSでは、どのように国際展開活動が行われているのかを当社の事例を交えながら紹介します。
◇ 施設説明 (16:20~17:00)
・ナノセルロース ビークルプロジェクト コンセプトカー
・MUレーダー(滋賀県甲賀市信楽町)ビデオ解説
第2部:懇親会(17:20~19:00)
参加費制 ・ 会場:生協食堂
参加費
第1部 : 無料
第2部 : 企業連絡会員 1,000円 ・ 会員外 5,000円
定 員
定員60名(先着順)
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学生存圏研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。
※ 申込締切 10月13日(金)
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp