京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。参加は無料です。今回は生存圏研究所との交流会です。
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日 時 : 令和7年9月25日(木) 13:30~17:20
場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)
木質材料実験棟(木質ホール)3階
内 容
第1部:講演会
◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)
「植物種横断的な遺伝子機能解析 -植物進化の軌跡を辿る-」

京都大学 生存圏研究所 助教 巽 奏 氏
現在、地球の陸上に繁栄する30万種を超える植物は、約5億年前に水中から陸上に進出した単一の植物種を共通祖先としています。近年、系統の異なる様々な植物種を分子遺伝学的に比較・研究することで、植物がどのように進化してきたのか、その詳しい経緯が明らかになりつつあります。本講演では植物を司る生命機能の由来や起源を解析する手法や技術について紹介します。
「低コスト高性能マイクロ波技術の最前線」
京都大学 生存圏研究所 特任助教 楊 波 氏

京都大学では、長年にわたり宇宙太陽光発電の研究に取り組み、宇宙から地上へ安全かつ効率的にエネルギーを送るための大電力マイクロ波技術を磨いてきました。その成果をもとに、従来より大幅に低コストで高性能な「注入同期マグネトロン」を開発し、位相制御や変調機能、将来の宇宙利用はもちろん、産業・医療・無線給電など、私たちの身近な加熱分野にも応用が期待されています。本講演では高出力・高性能・高効率でありながらも安価に構築できるこの技術によるマイクロ波エネルギーの新たな利用のかたちを提案します。
◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)

「株式会社モトヤマのマイクロ波加熱炉事業の紹介」
株式会社モトヤマ 顧問 小野 晃義 氏
株式会社モトヤマは、電気炉メーカーとして知られていますが、今回京都大学との共同研究により新たにマイクロ波加熱炉の開発/販売を始めました。本講演では、モトヤマのマイクロ波加熱炉事業を紹介します。
◇ 施設説明 (16:20~17:20)
植物生体高分子分析装置(GC-MS)・植物育成サブシステム
マイクロ波エネルギー伝送実験装置
第2部:懇親会(17:30~19:00)
参加費制 会場:レストランきはだ(宇治キャンパス内)
参加費
第1部 : 無料
第2部 : 企業連絡会員 2,000円 ・ 一般 5,000円(講演会受付時に徴収)
定 員
定員50名(先着順)
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学生存圏研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
申込方法
1 WEBからの申込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。
※ 申込締切 9月23日(火)
案内資料・申込書
申込み・問合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp