【セミナー開催レポート】プラズマ表面処理技術 窒化処理

 令和7年2月25日(火)に令和6年度第2回表面技術セミナーを開催いたしました。今回、府内中小企業を中心に会場及びWebにて計29名にご参加いただきました。

 窒化処理とは、鋼を、窒素を含む雰囲気中で加熱し、表面に窒化物を形成させて硬化させる方法です。その手法には様々なものがありますが、今回はプラズマを使った窒化法を中心に、関西大学の西本明生教授から理論を、また大阪・堺市の八田工業株式会社の徳山信吉部長から実際の製造現場での状況を、分かりやすく講演いただきました。

 普段、窒化処理の加工を依頼しているが技術的内容まで御存知なかった方や、全く違う分野の方など、幅広い分野から参加があり、色々刺激になった模様です。

 今後も、様々な角度から、表面処理技術や評価技術などの発信を行っていきたいと考えております。よろしくお願いします。