クリエイティブ京都M&T 2008年月7,8号(No.36)

♦京都品質工学研究会
   品質工学講演会(平成20年5月23日開催)
   「経営戦略として品質工学を考える」         

 平成20年度京都品質工学研究会の活動に先駆けて、企業の経営者やまったくの初心者にも品質工学を身近に感じてもらうため、元コニカミノルタホールディングス株式会社 常務取締役 小板橋洸夫氏をお迎えし、コニカミノルタ時代の品質工学普及についてご講演いただきました。[全文を読む]
♦機器紹介
     走査電子顕微鏡    
◇走査電子顕微鏡とは
 試料に細く絞った電子線を二次元的に走査照射することにより、試料から発生する二次電子や反射電子などを検出し、画像化する装置です。焦点深度が深く、高い分解能が得られるので、微小部分の表面観察において立体感のある鮮明な画像が得られます。[全文を読む]
♦京都発! 我が社の強み
  人材を「人財」に育て上げ、金型業界をリードする
      株式会社山岡製作所
 今回は、社員全体のスキルアップを目的とした「山岡スキル・マネジメント教育」を考案、実
践され、企業としての技術・開発の総合力を高めることで、ビジネスフィールドを拡大されてい
る株式会社山岡製作所の代表取締役社長の山岡祥二氏にお話を伺いました。[全文を読む
♦研究報告から
  低融機能性無鉛フリットカラーの研究
       京都府中小企業技術センター主任研究員矢野秀樹・酒井ガラス株式会社取締役部長森秀次
  ナカガワ胡粉絵具株式会社社長中川晴雄・京都府中小企業特別技術指導員山本徳治
緒言
 現在使われている絵画用絵具は、安価で装飾性に優れる有鉛人造絵具が主流ですが、近年では、鉛資源の枯渇問題、鉛による環境汚染、人体被毒を避けるために無鉛化が強く要望されており、また、硫黄酸化物や窒素酸化物などの環境汚染ガスが原因で、有鉛絵具の加飾(色)特性が容易に劣化するため、その耐久性の向上が強く求められています。【全文を読む
♦研究報告から
 工業材料の同時定性・定量分析へのX線回折法の利用に関する研究(Ⅲ)
     ~X線回折法による酸化銅の状態別定量分析~
はじめに
 銅及び銅化合物は、酸化・還元反応を生じやすく、油脂加工、ガス精製、排ガス浄化など、幅広い分野で触媒材料として利用されています。これら銅を含む触媒の多くは、反応の活性点が銅にあり、銅の酸化数・結晶構造など化学状態が触媒能力に影響するため、銅の化学状態別定性・定量的評価が重要となっています。【全文を読む
♦京都府織物・機械金属振興センター
 巡回支援事業のお知らせ
 京都府織物・機械金属振興センターでは、外部指導員等による支援チームを編成して、丹後地域(舞鶴以北)の織物・機械金属業(関連業を含む)の各企業を巡回し、生産現場の実体に即応して、個々の企業が当面する技術的問題の改善と技術水準の向上を図るとともに、業界全体の技術振興に寄与することを目的に巡回支援事業を行っています。【全文を読む
♦技術センターからお知らせ
   行事予定表