クリエイティブ京都M&T 2018年9月号(No.147)

 

♦京都発!我が社の強み     
                 サンプラスチックス株式会社
「安全・簡便・環境」をキーワードに
 食品・医療業界に特化した付加価値の高い製品を創造

 食品を入れるプラスチック製容器は今や人々の生活になくてはならないものです。一見シンプルに見えるこれらの容器ですが、独自の手法を用いて製造しているのがサンプラスチックス株式会社です。生産技術からスマートファクトリー構想まで、研究開発型企業としてダイナミックな変革を遂げる同社の代表取締役 桃井秀幸 氏にお話を伺いました。【全文を読む

 

♦研究報告
 樹脂粉末床溶融結合法による複合材料造形技術の構築
                基盤技術課 宮内 宏哉

 樹脂粉末床溶融結合法とは、樹脂粉末材料を敷いた層(厚0.1mm程度)にレーザ光を走査してレーザ照射部のみを溶融させ、この層を繰り返し積層・溶融させた後、溶融部を再凝固させて三次元構造体を作製する方法であり、3Dプリンタの造形方式の一つです。【全文を読む

 熱機械分析装置(TMA)による高粘性流体の硬化過程評価方法の検討
                         基盤技術課 佐々木 勝司

 熱硬化性樹脂やUV硬化性樹脂といった高粘性流体は、現在の産業において、接着剤をはじめとして電子産業や自動車産業等、用途が多岐にわたる重要な材料です。【全文を読む

 ♦TREND INFORMATION

 ものづくり現場でのIT技術の活用について ― IoT、クラウド、AI ―
                      企画連携課 小山 洋太

 近年、IoT、クラウド、AIなどIT技術に関する様々な話題や用語が飛び交っています。しかしながら、これらがどのようなもので、どう関連しているかは分かりづらいところです。ここではものづくり現場の観点でこれらの話題や用語を解説し、これら技術の関連性を紹介します。【全文を読む

 4K8K放送、AIなど映像制作現場の技術動向
            応用技術課 松井 洋泰

 今年12月1日から4K、8K放送がBS局で始まるのを前に映像制作現場では今、放送がデジタル化された2000年以来の新技術の波が押し寄せています。さらにネットワークや番組同時配信、AIなど新たな関連技術についても調査しましたので、制作現場の視点から、それらの動向についてご紹介します。【全文を読む

♦業務・相談事例紹介
 SUS304材への酸性浴亜鉛めっきの密着性について

 現在、めっきは様々な工業材料の表面処理技術として広く用いられており、対象とする材料の種類は金属材料にとどまらず、プラスチックやセラミックスなど多岐にわたっています。【全文を読む

♦京都発明協会からのお知らせ(9月~10月) 
 中小企業等の知的財産の創造・保護・活用の促進を目的に、無料相談、講習会、セミナーなどを中心に、中小企業等の支援を行っている京都発明協会の行事をご案内します。【全文を読む


 ♦技術センターからお知らせ 

  行事予定表