クリエイティブ京都M&T 2017年5月号(No.133)

 

♦技術センター事業から
  京都品質工学研究会のご案内

 品質工学とは、将来起こるかもしれないトラブルを未然に防いで、製品が引き起こす様々な損失を最小化することを目的とする、汎用性の高い技術方法論です。安定した設計・製造技術を効率よく開発する手法として、様々な技術分野や開発プロセスで活用され大きな成果をあげています。
 ここでは、京都品質工学研究会の会員募集案内、品質工学セミナーの案内及び平成29年1月に開催しました「平成28年度品質工学セミナー」についてご紹介します。[全文を読む]

♦技術センター事業から
「小形風力発電機ものづくりセミナー」開催報告
 

 去る3月3日(金)、京都府中小企業技術センター中丹技術支援室では、中丹地域の中小企業による新分野・新技術への取り組みを促進するため、三重大学環境エネルギー工学研究センター長・教授前田太佳夫氏を講師に小形風力発電機ものづくりセミナーを開催しましたので、その内容の一部をご紹介します。[全文を読む]

♦けいはんな分室から

 けいはんな技術交流会Ⅱ
~大規模災害に対する強靱でしなやかな社会を目指して~
        
京都府中小企業技術センターでは、トレンド情報や中小企業支援について、産学公の関係者が情報交換、意見交換を行うため、けいはんな技術交流会を開催しています。
 平成29年3月10日(金)には、けいはんなオープンイノベーションセンターにおいて、「大規模災害に対する強靱でしなやかな社会を目指して」をテーマに開催しました。年度末近くの多忙な時期にもかかわらず39名の方に参加いただきました。
 過去5~6年の間に、東日本大震災をはじめ、熊本地震、鳥取県中部地震など複数の巨大地震が発生している一方で、高度経済成長時に建設したインフラが更新時期を迎えています。災害に強いインフラの更新は、大きな社会的課題となっています。
 これらの課題に対し、最新の免震・制震技術の活用や人口減少社会を迎え公共施設建設費用の捻出に苦労している自治体などの公共施設整備に当たり、PPP(官民パートナーシップ)などの新たな施設マネジメントのノウハウを活用し、インフラや公共施設等をどう更新、維持管理していくのかについて今回の技術交流会で考えてみました。
 また、講演会終了後、参加者による情報交換や名刺交換等のネットワーキングが行われました。【全文を読む 

♦第61回京都府発明等功労者決まる!

 第61回京都府発明等功労者決まる!
  産業界において、知的財産の重要性が高まる中、京都府においては昭和32年から発明考案・創意工夫の重要性を広く一般に啓発し、科学技術の発展及び発明考案・創意工夫に対する意欲の向上を図るため、毎年、発明等功労者を表彰しています。今年度は、下記の方々が去る4月18日に京都府公館で表彰されました。
 発明考案功労者の最優秀賞は、㈱村田製作所の飯田汗人氏、齋藤陽一氏、加藤登氏が受賞されました
。【全文を読む

♦技術センターからお知らせ

  行事予定表