クリエイティブ京都M&T 2015年3月号(No.109)

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♦新規導入機器紹介
 電磁式疲労試験機を新規導入しました
 安全で信頼性の高いものづくりがますます重要となってきており、製品が長期間の使用中に壊れず性能が維持できるかを評価するために、各種材料の疲労強度特性や機械部品、製品への繰り返し荷重に対する耐久試験を行う疲労試験機を導入しました。本試験機は、1軸方向の繰り返し負荷だけでなく、ねじり方向の繰り返し負荷も可能です。また、恒温槽を付属していますのでプラスチック材料やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)等の複合材料の温度環境中での評価試験を行うことができます。[全文を読む]
♦技術センター事業から
 CAE技術研究会の活動紹介
 当センターでは設計者にCAE(ComputerAidedEngineering)をより利用して頂くため、CAE技術研究会を平成21年度から開催し、今年で6年目となります。これまで様々な業種の企業に参加いただき、設計者がCAEを利用できるようにお手伝いさせて頂いております。今回は本研究会のコンセプトについて、ご紹介させて頂きます。[全文を読む]
♦環境セミナー
 環境セミナー報告
 RoHS指令に代表される化学物質規制の内容を正しく理解し、日常の品質管理に役立てていただくため、有害物質関連分析の専門家である講師をお迎えし、セミナーを開催しました。その概略をご紹介します。[全文を読む]
♦中丹技術支援室から
 産学公連携による北部企業技術者の人材育成
 一般社団法人綾部工業研修所は、綾部市の協力のもと、昭和41年から中丹地域の製造業で働く技術者の養成を目的として工業課程基礎研修を実施しています。当センター中丹技術支援室も開設以来共催し、会場提供など運営をサポートしています。[全文を読む]
♦研究報告
 無機ナノ粒子を利用した高機能部材の調査・研究(Ⅱ)
 昨年度の研究では、水中パルスプラザ法(パルスグロー放電)により11種類の電極を用いて、33種類のナノ粒子を作製し、基本特性や活用技術について検討しました。ナノ粒子の基本特性の把握では、色彩、粒径サイズ、形状などの観察を実施し、作製条件により多様な形状、大きさのナノ粒子を作り出せることを確認し、ナノ粒子の活用技術では、プラズモン色を活用した素材開発への利用が可能であることや溶液中の有機物を粒子に吸着させることが可能であることを確認しました。そこで、今回は、産業利用に活用できる技術へと進展させるために「無電解Niめっき液中に分散した微量有機成分の検出」や「ナノ粒子含有の樹脂やめっき薄膜の作製」について検討しましたので紹介します。[全文を読む]
♦京都発明協会からお知らせ
 京都発明協会行事のお知らせ(3月)
 中小企業の知的財産の創造・保護・活用の促進を目的に、無料相談事業、講習会、セミナーなどの事業を中心に、中小企業の支援を行っている京都発明協会の行事をご案内します。[全文を読む]
♦技術センターからお知らせ
 行事予定表