クリエイティブ京都M&T 2014年4月号(No.99)

1404

♦技術センターから 
  平成26年度 京都府中小企業技術センター事業計画
 府内の中小企業は、市場のグローバル化や取引関係の多様化、また急速な技術革新への対応等大変厳しい経営環境に置かれており、センターにおいては技術相談、依頼試験、機器貸付等の技術支援、人材育成、研究開発、情報発信を柱に様々な技術的な支援を行っているところです。センターでは、今後とも時代の要請に応じた役割を果たし、企業とセンターの距離を縮め 、気軽に利用いただける 『開かれたセンター』 、そして企業のお役に立てる 『頼られるセンター』 を目指して様々な取り組みを行っています。今年度は以下の取り組みを重点的に実施します。[全文を読む]
♦研究報告 
  テラヘルツ波光源のための
  半導体レーザー制御技術の可能性調査研究(Ⅱ)

  ■応用技術課 安達 雅浩
 テラヘルツ波の計測には、テラヘルツ波をフーリエ変換することにより電磁波のスペクトルが得られる時間領域分光法がよく用いられています。この方法は、テラヘルツ波の時間応答を計測することから、振幅と位相の両方の情報が得られるというメリットがあり、特にテラヘルツ波帯域の材料評価には、複素屈折率・誘電率が得られることから、テラヘルツ波におけるエリプソメトリーや複素誘電率評価に用いることができます。本研究におきましては、テラヘルツ波技術に取り組もうとされるときに、簡易的・ローコストでの時間領域分光法を構築するために、高速光パルスの小型化・低価格化に向けた試行を行いました。[全文を読む]
♦研究報告 
  3DプリンターとCG(コンピュータグラフィックス)
  ~CGで作ったモデリングデータで、そのまま立体造形できるか?~
  ■応用技術課 主任研究員 松井 洋泰
 いま話題の3Dプリンター。映画やゲーム、デザインの現場で使用されるCG(コンピュータグラフィックス)からも、3Dプリンターで立体造形できることをご存知ですか?[全文を読む]
♦新規導入機器紹介 
  新規導入機器一覧
 当センターでは、中小企業の皆様の技術開発等に関する支援を行うため、高度な試験・研究用機器を設置し、依頼試験や機器貸付を行っています。
今般、新規機器導入及び機器更新を図り4月からご利用いただける機種を充実させました。
主な機器について紹介しておりますので、製品開発や品質管理にお役立てください。[全文を読む]
♦技術センターから 
  平成26年度 京都府中小企業技術センターの研究会、セミナー・講習会等の紹介
 当センターでは、中小企業の技術基盤の強化、技術者等の養成、新事業展開の支援など企業ニーズに応えた、各種研究会、セミナー・講習会等を開催します。[全文を読む]
♦国の施策から 
  設備投資を決断するチャンスです!
  ~新たな優遇税制のご紹介~
 「先端設備」や「生産ラインやオペレーションの改善に資する設備」を導入する際の税制措置を新設し、質の高い設備投資の促進によって事業者の生産向上を図ることを目的に「生産性向上設備投資促進税制」が始まりました。今、注目の制度について近畿経済産業局の担当者にポイント等を解説していただきました。[全文を読む]
♦技術センターからお知らせ 
  行事予定表