クリエイティブ京都M&T 2011年12月号(No.73)

2011_12

♦京都発!我が社の強み
  育てられた研究・技術の“蚕”が未来の繊維を紡ぐ
先染め機械染色の化合成繊維、天然繊維(木綿、羊毛、麻等)の染色、繊維表面の改質加工及び導電性繊維「サンダーロン」に代表される機能繊維(製品)の開発、製造、販売を手掛ける日本蚕毛染色株式会社の冨部純子社長にお話を伺いました。[全文を読む
♦情報・デザイン担当から
 
情報に踊らされず情報を躍らせよう(1)
 ●自社の製品やサービスを魅力あるものにするには、お客様も気づいておられない潜在的なニーズを見出す必要があります。雑音や騒音に惑わされることなく、必要な情報を手に入れるには?!
●また製品やサービスにいくら魅力があっても、それが伝わらなかったり、あるいは誤って伝わっていたとしたら、売れるものも売れません。魅力がきちんと伝わってお客様がワクワクされるような情報を発信するには?![全文を読む
♦同志社大学・けいはんな産学交流会
 第25回同志社大学・けいはんな産学交流会~産学連携マッチング交流会~(平成23年7月27日開催)
高性能・高機能金属材料をキーワードに同志社大学理工学部の研究シーズ紹介と、企業の製品・技術の紹介を行いました。[全文を読む]
♦技術トレンド寄稿
 大気圧プラズマを利用した表面処理技術
各種の薄膜を比較的低温で製膜可能なプラズマCVD、プラズマディスプレイなど「プラズマ」という語を冠した各種の技術が広く利用されています。現在、半導体のエッチングや基板のクリーニングなど電子部品を製造するプロセスにはプラズマ技術は不可欠であるといえます。従来プラズマは安定に生成させるために、減圧下で放電、生成させる方法が主流でした。しかし最近、大気圧下でプラズマを生成させ、利用する「大気圧プラズマ」が注目されるようになっています。[全文を読む]
♦研究報告
 新排水基準に適した亜鉛排水処理施設の改善と浮選法の適用に関する研究
                 応用技術課 中西 貞博 主任研究員 
はじめに
亜鉛の排水基準が5ppm→2ppmに強化され、平成28年までが猶予期間になっています。亜鉛めっき関連業の排水処理(アルカリ凝集沈殿法、以下「既存処理」と称す。)の現状は、サブμmの微粒子が原因で、規制遵守が困難な状況になっています。そこで既存法の問題を整理し、新たな処理法として、鉱物の分離技術である浮遊選鉱法を応用した微粒子の分離回収を提案し、その有効性を実証する研究を行っています。[全文を読む]
♦技術センターからお知らせ
 行事予定表