京都府中小企業技術センターでは、レーザー加工、光通信、分光分析・計測、光医療応用、光デバイス・材料、照明など光関連技術分野の製品開発を目指す企業を対象にした光ものづくりセミナーを開催しています。
第41回は「受光IC及びイメージングにおける光技術の現在と応用」をテーマに開催します。
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日 時 : 令和7年7月18日(金) 13:30~17:00
開催方式 : 会合方式 及び Web方式 併用
※ Webについては、開催1週間前を目処に、接続方法をご案内します。
会合会場 : 京都府産業支援センター 5階 交流サロン
(京都市下京区中堂寺南町134 京都リサーチパーク東地区内)
対 象 : 企業の製品開発、技術部門等に従事している方
内 容
13:35~ 【微小拡散による受光ICの高速・高感度化技術】 | |
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講師:マイクロシグナル株式会社 開発Div. 次長 渡辺 嵩都 氏 高感度受光ICにおいて応答速度はフォトダイオードの容量が律速しているケースが多い。当社の特許構造を用いると、従来構造では実現できないレベルの低容量化が可能となり、受光ICの応答速度が飛躍的に向上する。また、向上した応答速度を利用した高感度化も可能である。本講演ではそれら高速・高感度化技術について紹介する。 |
14:15~ 【強度輸送方程式による3次元蛍光イメージングとそのバイオ応用】 | |
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講師:神戸大学次世代光散乱イメージング科学研究センター 教授 的場 修 氏 強度輸送方程式は複数の強度分布から位相分布を算出する手法であり,干渉計測の必要のない波面計測手法として有用である。蛍光の3次元計測に適用し,生体内部における生命現象を蛍光を介して観察する技術を紹介する。 |
15:35~ 【ワンショット強度輸送方程式とその高速度定量位相イメージングへの応用】 | |
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講師:京都工芸繊維大学 教授 粟辻 安浩 氏 光の位相を記録できると、物体の3次元形状や透明物体を可視化できる。この記録には、一般的にレーザーからの可干渉性の高い光が用いられる。本講演では、レーザーを用いずに、光の位相を定量的に画像化できる技術である強度輸送方程式とそのワンショット記録方法について紹介する。特に、講演者が考案した並列強度輸送方程式についてその原理と実証結果ならびに高速物体に適用した結果について詳述する。 |
座長:京都光技術研究会 会長 兼 北海道大学名誉教授 山下 幹雄 氏 |
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主 催
京都光技術研究会、京都府中小企業技術センター
会場定員
50名(Webでのご参加については、応募状況により調整させていただきます。)
※ 先着順。定員に達し次第、締め切らせて頂きます。
参 加 費
無 料
受講にあたってのお願い
・ Web参加は、1事業所1接続でお願いします。複数名で参加される場合は、プロジェクターや
スピーカー等のご準備をお願いします。
・ 録画、録音等の配信データの記録、保存は一切禁止です。
申込方法
1 Webからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、
必要事項を記入のうえお送りください。
案内資料・申込書
ご案内(pdf)
参加申込書(word)
お問い合わせ先
京都府中小企業技術センター 応用技術課 電気通信係
TEL 075-315-8634 FAX 075-315-9497
E-mail denki@kptc.jp