令和8年2月10日(火)に第57回京都大学宇治キャンパス産学交流会<化学研究所>を開催いたしました。今回は62名もの方々にご参加いただき、活発な質疑応答や意見交換が行なわれ大変盛況な会となりました。
通算で57回目を迎えた今開催では、京都大学化学研究所の小野先生から「量子情報社会を支えるスピントロニクス」と題して、現代情報社会を支える磁気記録技術の開発の歴史から全く新しいデバイスの動作原理までを詳しく解説いただきました。同じく梶先生には「有機ELの最新動向」と題して、テレビやスマートフォンなど身近な製品で利用が進む有機ELの仕組みから最新の開発動向までを多くの資料を基に解説いただきました。また企業講演では積水化学工業株式会社の日下氏に「変化する素材産業界でのマテリアルズインフォマティックスの活用」と題して、事業内容のご説明からAIを用いて材料開発を効率化・高速化する技術・アプローチであるマテリアルズインフォマティックスの豊富な活用事例をご紹介いただきました。
なお、講演後は先生方のご案内で「極低温物性化学実験室」や「有機ELの作成装置」など普段は拝見することができない様々な機器を研究室の皆様方から直接ご説明をいただきました。わかりやすいご説明もあって、施設見学においても参加者の皆様から数多くのご質問があり、大変有意義な時間であったとのご感想をいただきました。
<講 演 会>
会場風景

「量子情報社会を支えるスピントロニクス」
京都大学 化学研究所 教授 小野 輝男 氏

「有機ELの最新動向」
京都大学 化学研究所 教授 梶 弘典 氏

「変化する素材産業界でのマテリアルズインフォマティクスの活用」
積水化学工業株式会社 R&Dセンター 先進技術研究所 所長 日下 康成 氏

<施設見学>
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極低温物性化学実験室 有機EL作成装置
最後に、京都大学化学研究所の先生方や講演企業様、京都大学総合研究推進本部の方々をはじめ、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝いたします。
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp

