【結果報告】第53回京都大学宇治キャンパス産学交流会 <化学研究所>

 令和7年2月17日(月)に第53回京都大学宇治キャンパス産学交流会<化学研究所>を開催いたしました。今回は45名の方にご参加をいただき、活発な質疑応答や意見交換が行なわれ大変盛況な会となりました。
 本年度を締めくくる四回目であり通算では第53回目を数える今開催では、京都大学化学研究所の大木先生、大宮先生にはまったく新たな有機化合物や化学反応を作り出すことによって、我々の生活に有益となるエネルギーを生み出す技術や、人の健康に役立つ薬を生み出す技術について詳しくお教えいただきました。また東ソー分析センターの津川氏には微細な針と赤外線を用いてナノメートルという非常に小さな領域の材料成分を分析できる技術についてご紹介いただきました。
 なお講演後には両先生のご案内で先生方の研究室を見学させていただき、実験装置を目の前により詳しいご説明をお聞きすることができました。参加者の皆様方にとって初めて聞いたり、また興味深い内容であったため、多くの方から「分かりやすかった」「たいへん役立った」との感想をいただきました。

 

<講 演 会>

「自然界に学ぶエネルギー変換反応の突破口」

京都大学 化学研究所 教授 大木 靖弘 氏

  

 

「分子レベルのモノづくり“有機合成”」

京都大学 化学研究所 教授 大宮 寛久 氏

  

 

「赤外分光法(IR)で探る触媒と高分子の世界」

株式会社東ソー分析センター 津川直矢氏

  

 

<研究室見学> 

 
 

 最後に、京都大学化学研究所の先生方や講演企業様、京都大学総合研究推進本部の方々をはじめ、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝いたします。

 

 

 

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