京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。今回はエネルギー理工学研究所との交流会です。
日 時 : 令和5年7月5日(水) 13:30~19:00
場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄) 総合研究実験1号棟 HW401号室
第2部 懇親会 カフェレストランきはだ
内 容
第1部:講演会
◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)
「液体金属とその利用 -核融合・原子力分野での高伝熱性流体-」

京都大学 エネルギー理工学研究所 准教授 八木 重郎 氏
次世代のエネルギー源として期待されている核融合や先進原子炉においては、高温運転や高発熱密度を実現するために、各種の液体金属の利用が考えられています。
講演ではこういった用途を含めた液体金属の各種特性やその取扱い、最新の研究などについてお話しします。
「ナノ物質のユニークなエネルギー変換: 熱から単一波長の光へ」

京都大学 エネルギー理工学研究所 助教 西原 大志 氏
太陽や溶鉱炉のように、高温の物体からは光(電磁波)が放出されます。この現象は「熱放射」と呼ばれ白熱灯や店頭でお馴染みになった非接触体温計などに利用されています。
講演では、私達が発見した、微細構造を有するナノ物質のユニークな熱放射と、それを利用した次世代エネルギー変換技術についてお話しします。
◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)
「フュージョンエネルギー(核融合)による脱炭素社会の実現に向けた
ディープテックスタートアップの挑戦 -京都発の最先端技術を世界へ-」

京都フュージョニアリング株式会社
プラント技術部門 マネージャ 井野 孝 氏
京都フュージョニアリングは、2019年に京都大学のフュージョンエネルギー(核融合)技術を基盤に、民間企業として誕生しました。講演ではフュージョンエネルギーの特徴、弊社のビジネススコープに加え、京都大学・宇治市・京都府との連携の内容を含む、脱炭素社会の実現に向けた取り組みについてご紹介します。
◇ 施設見学 (16:20~17:00)
・核磁気共鳴装置(NMR) ・原子エネルギー研究分野実験室
◇ 第2部:懇親会(17:20~19:00)
参加費制・宇治キャンパス内カフェレストランきはだ
参加費
第1部 無料
第2部 企業連絡会員1,000円・会員外5,000円
定 員
定員60名(先着順)
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学エネルギー理工学研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。
※ 申込締切 6月30日(金)
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp