令和4年12月12日(月)に第44回京都大学宇治キャンパス産学交流会＜防災研究所＞を開催しました。
　約40名の方にご参加いただき、活発な質疑応答や意見交換が行なわれ盛況な会となりました。
　本交流会は、京都府南部の会員企業で構成される京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会を中心に、
平成23年から京大宇治キャンパスの4つの研究所（エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所、
化学研究所）の先端研究や民間企業における最近の開発課題を相互に紹介し、人的交流を通じて地域産業の
発展などの社会貢献に役立てることを目的としています。
　12年目を迎えた今年度の第3回目、通算で第44回目は、皆様のご協力により前回に引き続き集合開催で行う
ことができました。年末でお忙しい中にも関らず多くの方々にご参加いただきました。また講演後は防災研究
所の防災ミュージアムと境界層風洞実験室にて施設の詳しいご説明をいただき、最新のご研究を体験できました。

 

<講 演 会> 「センサーを作って風を測る」 　　　　　京都大学 防災研究所 准教授 西嶋 一欽 氏

【 西嶋先生の講演 】

 

「近年の豪雨災害の頻発化を踏まえたダムの役割」 　　　　　京都大学 防災研究所 教授 角 哲也 氏

【 角先生の講演 】

 

「医療施設におけるタイムライン防災計画策定と医療継続計画支援システムの開発」 　　　　　清水建設株式会社　設計本部　プリンシパル　鳥山 亜紀 氏

【 清水建設株式会社　鳥山氏の講演 】

 

<見学施設>

　　　　　　　【 防災ミュージアム 】　　　　　　　　　　　　　　【 境界層風洞実験室 】

 

 

<質疑応答>

3件の講演毎にそれぞれ10～15分程度、講演終了後に質疑応答および情報交換の時間を設けました。 各講演に対して様々な質問やご意見を頂き、予定時間を越えるほどの活発な質疑応答が行なわれました。 　最後に京都大学防災研究所の各先生や講演企業様、防災研究所広報出版企画室、京都大学学術研究 展開センターの方々をはじめ、ご協力いただいた関係者の皆様に感謝いたします。

 

 

申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター　けいはんな分室　
TEL　0774-95-5050　　FAX　0774-66-7546
E-mail　keihanna@kptc.jp