京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。今回は化学研究所との交流会です。参加は無料です。

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日 時 : 令和7年2月17日(月) 13:30~17:00
場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)
共同研究棟(化研) 1階 大セミナー室
内 容
第1部:講演会
◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)

「自然界に学ぶエネルギー変換反応の突破口」
京都大学 化学研究所 教授 大木 靖弘 氏
非常に安定で「不活性ガス」とも呼ばれる窒素(N2)や二酸化炭素(CO2)を他の物質へ変換する反応は、困難ですが生命活動に欠かせません。自然界では、進化の過程で淘汰を免れてきた技術を用い、困難な反応を実現することから、我々はその謎を解き、エネルギーの有効利用に結びつけることを目指しています。本講演ではこの研究について紹介します。

「分子レベルのモノづくり『有機合成』」
京都大学 化学研究所 教授 大宮 寛久 氏
私たちが豊かに生存し続けるために必要不可欠な物質である医薬品や機能性材料の多くは、有機分子から成り立っています。これら日常生活と密接に関わっている「価値のある有機分子」はさまざまな形・大きさの有機分子を化学反応によって組み立てていく、分子レベルのモノづくり「有機合成」によって、生み出されてきました。
本講演では、創薬・生命科学研究に貢献する有機合成の魅力・最新研究について紹介します。
◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)

「赤外分光法(IR)で探る触媒と高分子の世界」
株式会社東ソー分析センター 四日市事業部 解析G 津川 直矢 氏
株式会社東ソー分析センターでは、受託分析を通じて皆様の研究活動をサポートしています。
本講演では、弊社が保有する技術の中から、赤外分光法(IR)を用いた触媒の活性点解析の事例と高分子材料のナノスケール構造解析の事例を紹介します。
◇ 施設見学(先生方のご説明による研究室の見学)(16:20~17:00)
第2部:懇親会(17:20~19:00)
参加費制 カフェレストランきはだ(宇治キャンパス内)
参加費
第1部 : 無料
第2部 : 企業連絡会員 2,000円 ・ 会員外 5,000円(講演会受付時に徴収)
定 員
定員50名(先着順)
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学化学研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。
※ 申込締切 2月14日(金)
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp