第51回 京都大学宇治キャンパス産学交流会 <生存圏研究所> [9月9日]

 京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。
 今回は生存圏研究所との交流会です。

 

日 時 : 令和6年9月9日(月) 13:30~17:00

場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)
           木質材料実験棟(木質ホール)3階

 

内 容

第1部:講演会

 

◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)

 

◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)

 

「宇宙空間環境と計測技術」

京都大学 生存圏研究所 教 授 小嶋 浩嗣 氏

宇宙空間は、プラズマという電離気体で満たされていて、中性大気が環境を決定する地上に対し、電気的な現象が宇宙空間の環境を制御しています。そのため、宇宙空間を利用するためには、地球上とは異なる環境計測手法が必要です。
本講演では衛星など飛翔体による宇宙環境計測、特に、電波現象の計測を中心にお話します。

 

 

 

「植物微生物超個体 -代謝物の解析から見えてきた新たな相互作用-」

京都大学 生存圏研究所 教 授 杉山 暁史 氏

植物と微生物は密接な関係を築き「超個体」として生存しています。
植物と多様な微生物が相互作用により生み出される代謝物を調べることで、植物の生育を促進する代謝物や私たちの生活に役立つ有用な代謝物が見つかってきました。
本講演では植物微生物超個体の生産する多様な代謝物を精密に測定する技術や相互作用の魅力を紹介します。

 

 

◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)

 

「環境DNA分析で環境に優しい生物調査を」

株式会社環境総合リサーチ 分析ソリューション部 班長 棟方 有桂 氏

当社は環境分析分野を主力に、近年は環境DNAといった遺伝子解析の分野まで幅広い調査・分析を行っています。ネイチャーポジティブを背景に生物多様性の保全やその調査の需要が高まる中で、非侵襲的かつ網羅的に生物のDNAを検出できる環境DNA分析について紹介します。
 (環境DNA:海や川・湖沼・土壌などの環境中に存在する生物由来のDNA)

 

 

◇ 施設説明 (16:20~17:00)

DASHシステム

代謝産物分析装置(LC-IT-TOF)・植物揮発性成分分析装置(GC-MS)

 

第2部:懇親会(17:20~19:00)

 

参加費制  会場:レストランきはだ(宇治キャンパス内)

 

 

参加費

第1部 : 無料

第2部 : 企業連絡会員 2,000円 ・ 会員外 5,000円(講演会受付時に徴収)

 

定 員

定員40名(先着順)

 

主 催

京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21

 

共 催

京都大学生存圏研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部

 

協 力

宇治市

 

申込方法

1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。

 ※ 申込締切 9月6日(金)

 

案内資料・申込書

ご案内・参加申込書(pdf)
参加申込書(word)

 

申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室 
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp