令和6年8月28日(水)に令和6年度第2回食品バイオ技術セミナーを開催いたしました。イベントには、食品製造の品質管理向上に取り組む府内中小企業を中心に23名にご参加いただき、目視検査の基礎から改善の流れを学びました。
講師のシーシーエス株式会社 土肥 和彦様には、工場における目視検査改善コンサルティングの豊富な経験から、目的に応じた適切な照明設計、検査員に負担をかけない視野の使い方などを科学的に、実例も交えてわかりやすくご講演いただきました。

さらにデモンストレーションでは、各ブースで「照明の違いによる見え方の違い」、「視野の使い方」、「AI活用にも照明の工夫が重要であること」を実際に体験しました。講義で学んだ知識を実体験することで、理解と納得が深まっている様子でした。

参加者の皆様からは「長年の課題が解決し、驚きと共感を得た」「当たり前と思っていた認識が変化した」などのご感想をいただき、各工場の生産性向上と不良流出低減、さらに働く方々の負担が軽くなっていくことが期待されます。
ブース1「照明の違いによる見え方の違い」

ブース2「視野の確認」

ブース3「AIの活用・照明の工夫」

次回、第3回食品バイオ技術セミナーは、「おいしさの見える化と海外進出(仮称)」を企画中です。ご期待ください!