雑貨ブランド『teyney』の立ち上げ~初めての自社製品の開発~(協和精工株式会社)

協和精工株式会社

雑貨ブランド『teyney』の立ち上げ
~初めての自社製品の開発~

 

 

彫刻的なメイプル材の盤上でシームレスに融合した二種の金属がきらめく、豊かな時間が流れるボードゲーム。工場職人が得意の切削加工を駆使して丁寧に作り上げたオブジェのようなゲームは、指先で感じるだけでなく、経年変化も楽しめます。

 どのような経緯でセンターを利用しましたか?

 当社は医療や産業装置の部品加工の受注生産がメインでフライスや旋盤など金属の切削加工を行っていました。
 この技術を生かし、初めての自社製品の開発に取り組みたいと考えていました。

 研究開発の内容はどのようなものですか?

 コンセプトはあえて手間をかけること、丁寧に対応することで、人と人との関係をもっと豊かにできるようなモノを届けたいというもの。
 アドバイザーとして、研究開発スタッフの一員として参画し支援しました。  (企画連携課)

 

ヒマワリのようなフォルムをしたルーペ。ヒマワリの部分は真鍮という金属でできており、レンズの倍率は5倍。新聞や辞書といった小さな文字を閲覧したり、草木を観察するといったことにも活用できる。

 課題や取組みなど今後の予定は?

 “Teyney”という日用品のブランドを立ち上げ、オランダのホテルと京都の百貨店での展示会に出展しました。
 事業の新たな柱となるように、継続して商品開発、販路開拓に取り組んでいます。
 未知の分野への進出もスムーズに進めることができたと思います。期待以上の成果を得ることができました。

日本の伝統的な組接ぎ技術により、アルミ無垢材を指物箱に仕立てた軽銀指物。木部とのコントラストが美しい、色とりどりのアルマイトカラーは選ぶのも楽しそう。

 

協和精工株式会社

所  在  地  京都市伏見区

事業内容  精密機械部品製造及び組立

ウェブサイト(企業)    https://www.kyouwa-seiko.com/

ウェブサイト(teyney)  https://teyney.jp/

 

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