クリエイティブ京都M&T 2010年9月号(No.59)

2010_09♦京都発! 我が社の強み
    食べる人、配膳する人の理想をとことん追求    
株式会社 井上製作所

 現場ユーザーの声を拠り所に、絶え間ない工夫とノウハウの蓄積で、「おいしい・使いやすい・きれい」三拍子そろった厨房設備機器づくりを手掛ける株式会社井上製作所の井上茂氏にお話を伺いました。[全文を読む]
♦研究発表会・技報のお知らせ
     平成22年度京都府中小企業技術センター 研究発表会
 京都府中小企業技術センターでは、企業の皆様や大学等と連携を図りながら、研究開発や調査研究に積極的に取り組むとともに、その成果の活用により、新製品開発、新産業育成が図られるよう努めております。今回は、「京都府中小企業技術センター技報 No. 38」(下段参照)に掲載した研究成果を中心に発表するとともに、ハードロック工業(株)代表取締役社長 若林克彦様の特別講演も予定しております。ふるってご参加ください。[全文を読む
♦技術情報
     幾何公差
 寸法公差は大きさを決めるパラメータであり、形状を決めるパラメータが幾何公差です。
 寸法公差の指示だけでは図面の解釈にあいまいさが残るため、欧米における精度情報の主流は幾何公差になっています。しかしいまだに日本では、寸法公差が精度情報の主流です。
これは、設計者の描いた図面に不備があっても、日本の加工者が設計者の設計意図を推測して、職人技でより精度の高い部品を作り、それなりの形状誤差が保たれていたため、設計者に幾何公差の重要性が浸透してきませんでした。しかし日本国内で加工していた場合には問題にならなかったことが、海外では図面に描かれたことしか行ってもらえず、とんでもない製品(部品)ができてしまうことになります。
 そのためこれからは、従来の寸法公差中心図面ではなく、寸法公差と幾何公差を適切に記入した図面を作り、あいまいな解釈が残らないようにする必要があります。そこで、設計意図を表し切れていない事例を紹介します。[全文を読む
♦中小企業ものづくり力向上講座
   中小企業ものづくり力向上講座
   生産現場でものづくりに従事する者にとって、時代の要求に合った「新製品開発」、「品質管理」、「製品設計」、管理の基本となる「5S活動」、生産のリードタイムを短くする「IT導入・活用」などの知識を習得することは、加工技術・技能を修得することと同様に必要なことです。本セミナーは、以上の考え方のもとに中小企業における製品開発力、生産管理力、信頼性の向上を図るために、ものづくりに携わる人材の育成講座として、京都府中小企業技術センター中丹技術支援室において、6月18日から7月23日までの間、5回シリーズで「中小企業ものづくり力向上講座」と題して開催しました。受講者は延べ142人でした。[全文を読む] 
♦技術トレンド寄稿
    身近な電波といくつかの話題
京都府中小企業特別技術指導員の島﨑 仁司氏(京都工芸繊維大学)に上記テーマで寄稿いただ
きました。 [全文を読む]
♦技術センターからお知らせ
   行事予定表