クリエイティブ京都M&T 2008年月10号(No.38)

♦京都陶磁器釉薬研究会
    京都陶磁器釉薬研究会の紹介         

京都府中小企業技術センターでは、京焼・清水焼業界等の陶磁器・セラミックス技術者を対象として、陶磁器釉薬についての関連知識を補強し、京焼・清水焼製造等に有用な陶磁器(セラミックス)や新規釉薬(ファイングレイズ)を開発・改良するための理論的・実際的技術の修得を主な目的に京都陶磁器釉薬研究会を開催しています。[全文を読む]
♦京都発! 我が社の強み
    「旬、おいしく、やさしく」を伝えたくて     株式会社 西利 
今回は、京都の伝統食品である「京つけもの」を愛し、環境への配慮や研究開発などたゆまぬ革新を続けて発展を目指しながらも、昔ながらの「旬、おいしく、やさしく」という気持ちを変わらず伝える株式会社西利の平井達雄代表取締役社長にお話を伺いました。[全文を読む]
♦技術相談事例紹介
 デザイン相談事例(株式会社デジタルメディック)
(株)デジタルメディックは、独自開発の脳波計測装置を軸に、ストレスの自己管理をサポートするための仕組み、「ミューズ・ブレイン・システム」を展開するベンチャー企業です。今回、このミューズ・ブレイン・システムの普及にあたり、一般の方が「脳波を計測する」という未知のものに触れる不安感を払拭するために、また違和感なく機器を使用するために、外観やインターフェイスの改善の必要性を感じ、相談に来られました。[全文を読む
♦技術トレンド情報
   デザインと知的財産権
 ●中小企業の知的財産の取組とデザイン
最近、企業において知的財産権への関心が高まっています。特に特許については、「日亜化学工業(株)の青色LED特許訴訟」等が話題になり、中堅、中小企業でも特許戦略の重要性の認識が高まっており、法務や特許の部署を設け、技術管理・戦略の一環として知的財産に取り組む企業が増えています。【全文を読む
♦研究報告から
統合医療を支援するためのデザインとシステムの研究
 はじめに
統合医療とは、通常の医療に加えて、補完代替医療も含め統合的に医療を推進し、健康増進を図ることです。統合医療への関心が高まってきている背景には、発現した症状に対する処方、施術といった従来の医療の限界に対する打開策としての期待と、個人に合わせた医療プログラムの作成やこれまで医療の範囲外であった健康増進のためのサービスとの組み合わせの提供、といった健康についての意識の高まりが考えられます。【全文を読む
♦技術センターからお知らせ
   行事予定表