クリエイティブ京都M&T 2017年3月号(No.131)

2017_03

府内立地企業の紹介
    日立マクセルが誇る「モノづくり力」
   ~京から明日へ 本社機能移転でアナログコア技術を進化~

           日立マクセルが京都で生み出したモノ
   当社は1961年2月に操業を開始しました。「マクセル」という社名は創業製品である乾電池のブランド名であり、“Maximum capacity dry cell”「最高の性能を持った乾電池」に由来します。当社の製造の要となる京都事業所は1967年の創業以来、マクセルの主要製品を数多く生み出してきました。音楽用カセットテープ、データ用カセットテープ、 ビデオテープ、フロッピーディスク、コンピューターテープ、磁気カード、リチウムイオン電池などさまざまな製品が京都事業所で生み出され、世界初・国内初・業界初の技術力を誇るマクセルのアナログコア技術を培ってきました。[全文を読む]

♦センター事業から
  CAE活用のポイント(CAE技術研究会より)

   当センターでは平成21年度から「設計者がCAE※をより身近に、手軽に」をコンセプトとした『CAE技術研究会』を開催しております。1年間を通して、基礎的なCAEの研修から会員企業の技術的課題を事例研究として取り組み、CAEの活用技術の習得とスキルアップを図っております。ここではCAE活用の流れにおけるポイントを紹介します。(※Computer Aided Engineeringの略)[全文を読む]
 
♦技術トレンド寄稿
      呼気で健康チェック                                
 
 世界に先駆けて高齢化が進む中、健康、医療、介護分野においては、ヘルスケア関連機器とサービ スの充実や医療費削減が社会的ニーズとなっています。本稿では、人体に非侵襲で手軽に検体を採取でき、迅速に結果が確認できる「呼気を用いた健診」について紹介します。【全文を読む
  
♦相談事例・業務紹介
    表面粗さ測定機を活用した形状測定事例の紹介

精密測定において、測定試料の形状や材質に適した条件で測定することは重要です。今回は表面粗さ測定機において、測定条件の違いによって異なる測定結果になる事例を紹介します。【全文を読む

♦機器紹介
  電磁波妨害評価試験装置の導入のご案内

この度、平成28年度JKA機械工業振興補助事業により、当センターご利用の皆様の試験ニーズの高い電磁ノイズ試験(EMC試験)が可能な試験装置を導入しました。電気・電子機器や車載機器に必要となる電波暗室を用いた本格的なEMC試験の前の予備試験や強電界(200V/m)によるノイズ耐性試験などが可能となります。今後、当センターの依頼試験や機器貸付でご利用いただき、製品開発や品質管理などにお役立ていただきますようご案内します。【全文を読む]
♦技術センターからお知らせ
     行事予定表