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クリエイティブ京都M&T 2016年9月号(No.125)
♦京都発!我が社の強み ~株式会社大興製作所
きらりと光る職人技
固有技術と新しい発想で科学技術の未来に貢献する
「高度な技術による石英ガラス加工をベースに、
新しい発想による新市場開拓に挑戦 ! !」
~カスタムメイド中心のビジネスに加えて
オリジナルの新商品開発で更なる事業展開へ~
- ガラスの王様とも呼ばれる「石英ガラス」について、高度な加工技術で先端産業をその黎明期から60年以上も支えてきた信頼と実績に加えて、カスタムメイド中心に顧客ニーズの一つ一つに応えながら、そこから生まれるニーズに対応して新に半導体分野、光学分野、更に医療分野へと事業展開されてきた株式会社大興製作所の代表取締役社長 須田真通 様にお話を伺いました。[全文を読む]
- ♦技術トレンド情報
「何が問題なのかが分からない」という問題に取り組んでいく
Wicked Problem & Design Thinkinga ―デザイン思考によるアプローチ
デザイン担当主任研究員 古郷 彰治 - 問題を「解決」してきた時代から「発見」する時代へ
いわゆる右肩上がりで成長を続けてきた時代の「問題解決」というのは、すでに明らかになっている問題に向き合って、答えを出すことでした。その多くは「いかに効率を上げるか、いかに品質を上げるか」を競うもので、目の前にある課題に対処していけばよかった。ところが一定モノが行き渡り、様々な場面で閉塞感が漂う現代においては、必要性や緊急性だけが解決すべき問題の要素ではなくなりました。では、何が問題になるのか。どういった課題に対処していけばいいのか。[全文を読む] - ♦研究報告
液中バブルプラズマ法による高機能金属ナノ粒子の開発 基盤技術課 松延 剛 - 液中パルスプラズマ法(パルスグロー放電)により作製したナノ粒子の更なる特性向上として、バブル(泡)を利用した作製法を検討しました。このバブル法でのナノ粒子の性能向上とし
て、「表面酸化の少ない金属ナノ粒子が作製可能であるかについての検討」や「空気・窒素・アルゴンなどのガス種を変えたバブルを使用して作製した金属ナノ粒子の導電性変化の検討」について実施し、バブルを利用した作成技術を確立し、銀以外の金属でも導電性能の向上が可能であるかについて研究を行いましたので紹介します。[全文を読む] - ♦技術トレンド寄稿
ホログラフィが可能にする新しい画像・映像技術-3次元動画像計測から超高速動画撮影技術まで― - 京都府中小企業特別技術指導員の京都工芸繊維大学 粟辻安浩教授から上記テーマで寄稿いただきました。[全文を読む]
- ♦機器紹介
光・マイクロ波・ミリ波ネットワーク測定システム ベクトルネットワークアナライザ)のご紹介 - マイクロ波・ミリ波帯域での周波数特性評価、アンテナ指向特性評価、材料特性評価が可能な光・マイクロ波・ミリ波測定システムをご紹介いたします。
- 従来の使用のほか、自動運転等に用いられるレーダーや現在規格化が進められている第5世代移動通信システム(5G)の検討対象となっている周波数帯での測定が可能で、マイクロ波・ミリ波関連の幅広い研究開発にご利用いただけます。[全文を読む]
- ♦技術センターからお知らせ
行事予定表