クリエイティブ京都M&T 2011年4月号(No.66)

2011_04

♦京都府中小企業技術センター事業計画
平成23年度 京都府中小企業技術センターの事業

 府内の中小企業は、市場のグローバル化や取引関係の多様化、また急速な技術革新への対応等大変厳しい経営環境に置かれています。センターでは技術相談、依頼試験、機器貸付、人材育成など様々な支援を行っているところですが、今後とも時代の要請に応じた役割を果たし、企業から頼られる存在でありたいと考えています。そのために今年度は以下の取組を重点的に実施します。[全文を読む]
♦品質工学研究会
 品質工学 ~QCDを同時実現する開発手法~
 品質工学とは、将来起こるかもしれないトラブルを未然に防いで、製品が引き起こす様々な損失を最小化することを目的とする、汎用性の高い技術方法論です。安定した設計・製造技術を効率よく開発する手法として、様々な技術分野や開発プロセスで活用され大きな成果をあげています。今回、平成23年1月13日に開催しました「品質工学公開講演会」の報告と、平成23年度の公開講演会及び京都品質工学研究会についてご案内します。[全文を読む
♦京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会 
    京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会が設立!
 京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会の設立総会が、2月28日に京都大学宇治キャンパスおうばくプラザにおいて、40社が集まって行われました。この企業連絡会は、昨年3月開催した京都大学宇治キャンパス・けいはんな産学交流会を契機に、京都大学宇治キャンパスを核として、ものづくり産業の集積する宇治市、城陽市、久御山町地域を中心に産学連携や企業連携によって技術革新を起こしていくことを目的に、まずは互いに顔が見える、意思疎通のできる関係を構築するために開催するもので、宇治市の三和研磨工業㈱、城陽市の㈱山岡製作所、久御山町のプラスコート㈱の3社が発起人となって設立されたものです。
総会のあと、京都大学宇治キャンパスにある化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所の4研究所の先生方が、その研究概要と産学連携の取り組みについて講演をされました。そのあと、祝賀パーティーが催され、趣旨にのっとった大学及び企業間とで顔の見える、意思疎通のできる関係構築が始まりました。[全文を読む
♦技術紹介
 DLC膜評価に役立つ「ラマン分光法」について 
♦新規導入機器紹介 
 「万能材料試験機(1000KN)」が新しくなりました!
♦京都府の中小企業施策
平成23年度京都府の中小企業(製造業等)振興に関係する当初予算の概要 
 京都府の平成23年度一般会計予算は、総額8,878億4,100万円(対前年度比100.6%)で、昨年末策定された「明日の京都」幕開け予算となっています。そのうち、中小企業(製造業等)振興については、「明日の京都」の3大重点施策のひとつ、「京きょうりょく力中小企業100億円事業」をはじめ、京都の中小企業の再生・発展を全面的にバックアップするものとなっています。[全文を読む]
♦技術センターからお知らせ
 行事予定表