第2回電磁波技術セミナー「電波を使った超高層大気観測 -観測ロケットとGNSSを使った電離圏電子密度計測-」[8月31日]

  現在、電磁波は通信や分析計測技術分野でめざましく発展しており、今後の製品開発において重要な技術
 となっています。また、電磁波を利活用しない場合においてもEMC(電磁環境両立性)などの要求から、
 電磁波について理解を深めていくことが重要です。
  京都府中小企業技術センターでは、これら電磁波にかかる技術について、製品開発や研究を行っている
 企業を対象とした電磁波技術セミナーを開催しています。
  令和4年度第2回セミナーでは、電波を使った超高層大気観測について、以下のとおり開催します。

 

日  時: 令和4年8月31日(水) 14:30~16:30


開催方式: オンライン方式 及び 会合方式 併用
       ※ オンライン方式ではZoomを使用して配信します。


会合会場: 京都府産業支援センター 5階 研修室
       〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 京都リサーチパーク東地区内
       ・講師はオンラインで参加・配信されます。


対  象: 主に電磁波に関連した技術分野の製品開発や研究に携わる方

 

内 容

 「電波を使った超高層大気観測 - 観測ロケットとGNSSを使った電離圏電子密度計測 -」

 

   1901年にマルコーニが大西洋横断通信に成功したことで無線通信の幕が明け、1924年にはアップルトン
  が電波の反射波測定から電離層の存在を実証しました。
  例えば、アマチュア無線愛好家におなじみのスポラディックE層(Es)は、通常は電離層を突き抜けてし
  まうVHF電波が反射されて地上に戻ってくるという異常伝搬現象を引き起こします。そのため、電離層研
  究は無線の研究者・研究所を中心に古くから行われてきました。
  近年では、電離圏擾乱(ゆらぎ)がGNSS(全球測位衛星システム)の精度に影響を与えることが知られ
 ています。本講演では、最新の電離圏電子密度測定法を中心に、電波を使った超高層大気観測について
 紹介します。

 

   講師:奈良工業高等専門学校 電気工学科
       准教授 芦原 佑樹 氏

 

定 員

   ・ オンライン  応募状況により調整

   ・ 会   場  30名

   (先着順・定員に達した場合はその旨ご連絡いたします)

 

受講料

   無 料

 

主 催

   京都府中小企業技術センター、公益財団法人京都技術科学センター

 

受講にあたっての注意点

   ・会場には消毒液を設置し、会場の窓や扉の開放等による換気、他の受講者との間隔をあける等の対策を
   いたします。ご来所の際は、マスクの着用と丁寧な手洗い・手指消毒をお願いします。また、発熱等の
   症状がある方はご来場をお控えください。
   ・録画、録音等の配信データの記録、保存はご遠慮ください。

 

申込方法

   1 Webからの申し込みはこちら

   2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえお送り
    ください。

 

案内資料・申込書

   ・ ご案内・参加申込書(pdf)

   ・ 参加申込書(word)

 

申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター 応用技術課 電気通信係
TEL 075-315-8634 FAX 075-315-9497
E-mail denki@kptc.jp