第4回電磁波技術セミナー「人工材料を用いる電波吸収・遮蔽・透過材」[令和3年12月13日]

 日常の様々なところで電磁波は使われており、無線通信の5Gや自動運転に利用されているマイクロ波からミリ波に関連する技術については多くの企業で研究・開発が進められています。
 京都府中小企業技術センターでは、この分野の製品開発を行っている企業の技術力向上を支援するため電磁波技術セミナーを開催しています。
 第4回はマイクロ波・ミリ波に関する内容について、以下のとおり開催します。

 

日  時: 令和3年12月13日(月) 13:00~16:30

開催方式: オンライン及び会場※
        ※京都府産業支援センター 5階 研修室
         〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 京都リサーチパーク東地区内

 

内 容

「人工材料を用いる電波吸収体・遮蔽材・透過材および反射係数、透過係数測定技術」

 【講 師】山本 真一郎 氏 兵庫県立大学大学院 工学研究科 電子情報工学専攻 准教授

 

 5Gシステム、自動運転等に代表されるように、電磁波を利用した情報通信技術が我々の生活空間に急速に普及している。一方で、これらの急速な技術発展に伴い、不要電磁波が原因で生じる機器同士の誤動作等が問題となっている。これら不要電磁波抑制法の一つとして、EMC対策材料である電波吸収体、電磁遮蔽材があらゆる箇所で用いられている。
 本セミナーでは、人工誘電体のような通常の自然界には存在しない人工的に作製された材料(人工材料)を用いた電波吸収体、電磁遮蔽材の設計事例を紹介する。さらに、電波吸収体、電磁遮蔽材の応用デバイスとして、所望の周波数帯の反射波・透過波を制御する空間フィルター(透過材)の開発事例も併せて紹介する。
 また、マイクロ波からミリ波帯に渡る広帯域において、上記材料の反射係数、透過係数を測定するための装置について概説する。

 

定 員

オンライン 100名、会場 若干名

(先着順・定員に達した場合はその旨ご連絡いたします)

 

参加費

無 料

 

主 催

京都府中小企業技術センター、公益財団法人京都技術科学センター

 

 

受講にあたってのお願い

  • 会場には消毒液を設置し、会場の窓や扉の開放等による換気、他の受講者との間隔をあける等の対策をいたします。ご来所の際は、マスクの着用と丁寧な手洗い・手指消毒をお願いします。また、発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
  • 録画、録音等の配信データの記録、保存はご遠慮ください。

 

申込方法

1 Webからの申し込みはこちら

2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえお送りください。

 

案内資料・申込書

 

申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター 応用技術課 電気通信係
TEL 075-315-8634 FAX 075-315-9497
E-mail denki@kptc.jp