京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。今回は防災研究所との交流会です。参加は無料です。

日 時 : 令和4年12月12日(月) 13:30~17:00
場 所 : 京都大学 宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)
防災研究所連携研究棟 3階会議室301号室
内 容
◇ 開会のご挨拶 (13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(質疑応答含む)(13:40~15:30)

「センサーを作って風を測る」
京都大学 防災研究所 准教授 西嶋 一欽 氏
地表面近傍の風速は広域離散的に配置された風速計(例えばアメダス)で観測
されていますが強風被害に関係する局所的な風速を捉えるには空間密度が低く
不十分です。
そこで建物近傍の風速を観測するために、様々な原理に基づいた安価でオンデ
マンドに設置可能な「風速計」を開発していますので、本講演でその一部を紹介
します。

「近年の豪雨災害の頻発化を踏まえたダムの役割」
京都大学 防災研究所 教授 角 哲也 氏
近年の豪雨災害の激甚化を踏まえて、既存ダムの洪水調節機能の強化のために
「事前放流」が進められています。
その効果を高めるための降雨予測の活用やダム施設の改良(ダム再生)さら
に、カーボンニュートラルに貢献する水力発電の拡大に向けた最新の取り組みに
ついて紹介します。
◇ 関連企業紹介(質疑応答含む) (15:40~16:20)

「医療施設におけるタイムライン防災計画策定と
医療継続計画支援システムの開発」
清水建設株式会社 設計本部 プリンシパル 鳥山 亜紀 氏
近年、水害による被害が各地で発生しています。浸水リスクのある立地では、
事前にタイムライン防災計画を作成して備えることが大切です。
京都大学防災研究所と共同で進めている医療施設における科学的な根拠にもと
づいた実践的なタイムライン作成手法と、災害時の医療継続に向けた情報共有
システムの開発についてご紹介します。
◇ 施設見学 (16:20~17:00)
・境界層風洞実験室 ・防災ミュージアム
定 員
40名(先着順)
参加費
無 料
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学防災研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
受講にあたってのお願い
ご参加の際は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策ご協力お願いいたします。
・マスクの着用、手指の消毒 (会場入口等にアルコール消毒液を設置します)
・発熱等の症状がある方は来場をお控えください。
また、状況により急遽オンライン開催となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、
お送りください。
※ 申込締切 12月9日(金)
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp