京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。今回は化学研究所との交流会です。新型コロナウイルス感染拡大を極力避けるため、この交流会はインターネットを通じたオンライン(Zoom)形式で実施します。
日時 : 令和4年2月21日(月)13:30~16:30
方法 : インターネットによるオンライン(Zoom)開催
内 容
◇ 開会のご挨拶(13:30~13:40)
◇ 研究シーズ(13:40~15:30 質疑応答含む)
「赤外光エネルギー変換技術の開発と応用」
坂本 雅典 氏 京都大学 化学研究所 准教授
地表に到達する太陽光の46%は赤外域の太陽光(熱線)であり、未利用の太陽光エネルギー資源として大きな可能性が秘められています。熱線は目に見えないため、その研究は窓ガラスのような太陽電池といった次世代のテクノロジーに結び付きます。本講演では、熱線のエネルギー資源化を実現し、SF小説に出てくるような次世代技術を拓く透明性と不可視の赤外光による光誘起電子移動を両立する材料を紹介します。
「ポリマー結晶の温故知新 ~超強力材料を目指して~」
登阪 雅聡 氏 京都大学 化学研究所 准教授
軽量・強靱なプラスチック材料は省エネルギー化に貢献するため、その用途は拡大の一途をたどっています。こうしたプラスチック材料は、線状高分子(ポリマー)から出来ています。本講演では、プラスチックの強度や耐熱性を支配するポリマー結晶について、最新技術を用いた解析で分かってきた新しい知見を紹介します。
◇ 企業紹介(15:40~16:30 質疑応答含む)
「はかるとわかる ~アプリケーション開発を通した分析サービス~」
中野 ひとみ 氏 株式会社堀場テクノサービス 分析技術本部
堀場テクノサービスではHORIBA製品の修理・保守・部品販売等の従来からのサービス業務に加えて、受託分析サービスや分析アプリケーションの開発を行っています。マイクロプラスチック、リュウグウの砂、軽石などの分析にも協力しています。本講演では、それらの分析について実体験を交えた紹介をさせていただきます。
定員
80名
※先着順・定員に達し次第(最終2月17日(木))締め切り
※ご参加のお申込みをいただいた方には開催数日前に接続に必要なURLパスコードをご案内します。
参加費
無料
主 催
京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会・京都府中小企業技術センター・(公財)京都産業21
共 催
京都大学化学研究所・京都やましろ企業オンリーワン倶楽部
協 力
宇治市
受講にあたってのお願い
録画、録音等の配信データの記録、保存はご遠慮ください。
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえお送りください。
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp