【結果報告】第36回同志社大学・けいはんな産学交流会

 

 

 令和元年10月25日(金)に、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)ロボット技術センターにおいて 「活かせ、運動を科学したアウトカム」 をテーマに、第36回同志社大学・けいはんな産学交流会、「The Cutting Edge(最先端)」を開催しました。
 55名の方々に参加いただき、同志社大学スポーツ健康科学部の二人の講師の方に講演をいただいたほか、研究シーズ発表会としてポスターセッションを、またロボット技術センターの施設紹介としてモーションキャプチャーのデモンストレーションを行ないました。

 

 

1. 講演

 

アスリートの特異的な適応はわたしたちの日常のヒント
                   
― 長期的な“動き”の継続がもたらすもの ― 」


  同志社大学 スポーツ健康科学部 助教 新井 彩 氏

 

 スポーツの現場の視点からの研究として、アスリートを対象とした知見やデータを得ることで、「長期的に“ある動き”を継続していること」 をキーワードに、日常の動作でどんなことが起こっているのか、を陸上選手と水泳選手の動作を具体例として解説。
 また、身近な例として女性のハイヒール歩行について、歩行動作への悪影響やその将来的なリスクなどについて講演いただきました。

 

運動を中心とした複合プログラムの地域介入 ― 健康寿命延伸に向けて ―


  同志社大学 スポーツ健康科学部 助教 渡邊 裕也 氏

 

 超高齢社会を迎える日本の現状と、要介護認定者の増加等今後想定される課題やその原因を分析、解説。
 その上で、実証の事例として亀岡市で行なっている運動プログラムなどの地域介入やその効果、特に運動を中心とした健康習慣によって筋肉の量や機能を良好に保ち健康寿命を延伸させることができること、などについて講演いただきました。

【新井先生の講演】

【渡邊先生の講演】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. ポスターセッション、デモンストレーション

 

 講演以外のプログラムとして同志社大学の大学院生による9件の研究トピックスをポスター掲示、来場者との質疑応答を行ないました。また、ロボット技術センターの施設紹介として、京都府からモーションキャプチャーによる人体の動きの検出やその解析手法についてデモンストレーションを実施しました。

【デモンストレーション】

【ポスターセッション】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5050 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp