京都大学宇治キャンパスにある4つの研究所(エネルギー理工学、生存圏、防災、化学)との産学連携や参加企業間の業種の垣根を越えた連携を目的に開催しています。今回は生存圏研究所との交流会です。どなたでもご参加いただけますのでお気軽にお越しください。(第2部の懇親会は参加費制)
日 時 : 令和元年9月30日(月) 14:00~19:00
場 所 : 京都大学宇治キャンパス(京都府宇治市五ヶ庄)
木質材料実験棟(木質ホール)3階 下記構内図の4番の建物
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/downlodemap/documents/2018/uji.pdf
内 容
<第1部> 講演会 14:00~17:15
・研究シーズ
「植物細胞壁の形成と制御 –持続可能なバイオ燃料・有用化成品の生産に向けて–」
京都大学生存圏研究所 准教授 飛松 裕基 氏
植物細胞壁は、木質バイオマスの実体であり、地球上で最も豊富な再生可能資源の一つです。複雑な細胞壁の構造と機能、植物がそれを作り出す仕組みを理解することは、脱炭素社会実現に資する新たなテクノロジーの創出に寄与します。
本講演ではバイオマス利用を主眼とした最近の細胞壁研究の動向と可能性についてご紹介します。
「電子ビーム加工による高分子材料の改質」
京都大学生存圏研究所 特定教授 奥林 里子 氏
電子顕微鏡やレントゲンのX 線源として用いられている電子ビーム。生産性が優れていることや、薬剤を大幅に削減できることから環境に優しい技術として産業界でも注目され、タイヤや電池隔膜の加工などに利用されています。
この電子ビームが物質に与える化学的作用を説明するとともに、様々な材料加工への応用例をご紹介します。
・企業紹介
「銀メッキ導電性繊維AGposs® および ウェアラブルIoT hamon® 製品の展開について」
ミツフジ株式会社 開発部素材開発担当部長 三寺 秀幸 氏
ウェアラブルIoT hamon® 製品を支える銀メッキ導電性繊維AGposs® の特徴・用途展開から
最先端のウェアラブルIoT 技術を融合させたhamon®製品の展開についてご紹介します。
・施設見学
・DASH植物育成サブシステム
・森林代謝機能化学分野研究室
<第2部> 懇親会 17:30~19:00
場所:生協宇治食堂 (要参加費)
定 員
60名(先着順・定員に達し次第、最終9月27日締め切り)
※定員を超えた場合のみ連絡します。
申し込みを受け付けた場合、特に連絡しませんので、当日お越しください。
参加費
第1部:無料
第2部:企業連絡会員 2,000円 会員外 5,000円(参加費は講演会場受付で徴収いたします。)
申込方法
1 WEBからの申し込みはこちら〔keihanna@kptc.jp〕
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の参加申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえお送りください。
案内資料・申込書
申し込み・問い合わせ先
京都府中小企業技術センター けいはんな分室
TEL 0774-95-5052 FAX 0774-66-7546
E-mail keihanna@kptc.jp