【結果報告】第33回 同志社大学・けいはんな産学交流会[11月14日]

平成30年11月14日(水)に、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)において第33回となる産学交流会をけいはんなリサーチコンプレックス事業と共同して、会の名称を「The Cutting Edge(最先端)」として開催しました。

 82名の方々に参加いただき、「食欲の秋!味覚・嗅覚研究開発最前線」をテーマとして3人の講師の先生のお話いただいたほか、本会の特徴であるポスターセッションを行ないました。

 

第1部

 

「味覚センサの応用展開と人工嗅覚システムの開発」

  九州大学高等研究院特別主幹教授/同大 味覚・嗅覚センサ研究開発センター

                                都甲 潔 氏 

世界で初めて味を数値化することに成功した「味覚センサ」を活用した味の分析結果の活用方法の現状や、今後期待される応用の展開のほか、匂いセンサの研究開発の取組について講演いただきました。

 

 

ポスターセッション

            

講演いただいた眞部先生と喜多先生や同志社大学の学生、けいはんな立地企業によるポスターセッションが行われ、参加者との活発な意見交換が行われていました。

 

第2部

「匂いを感じる脳のしくみ-『おいしさの脳科学』の幕開け」

  同志社大学大学院脳科学研究科 神経科回路情報伝達機構部門 

                 准教授   眞部 寛之 氏

空気中を漂う数十万種類の匂い分子を嗅ぎ分ける脳のしくみと、まだ解明されていない味わいの主役となる風味感覚を感じる口から鼻に抜ける匂いを知覚する神経回路についての研究の現状について講演いただきました。

 

 

「複合臭分析に欠くことができないにおい識別装置」

  株式会社島津製作所分析計測事業部GC/TAビジネスユニットマネージャー

                               喜多 純一 氏

 

       

匂いを構成する成分全てが全体の匂いに寄与しているのではない。島津製作所が開発したにおい識別装置の原理と、それを活用した自動車メーカーや香料メーカの製品開発事例について、講演いただきました。

 

 

【 参 考 】

「けいはんなリサーチコンプレックス事業」について

 けいはんな地域に立地する機関が協力して世界に注目されるようなイノベーション創出を図るための推進基盤。人材育成の面では、R&Dを通じて新しい事業の創出を担うクリエイティブ・マインドを持った人材の育成を目指しており、同志社大学・けいはんな産学交流会の目的にも合致するもの。