冷熱衝撃試験機

tsc01

冷熱衝撃試験とは、急激な温度上昇・下降環境下での耐環境試験を行う試験で、試料に高温(60~200℃)と低温(-70~0℃)を短時間で交互に繰り返し与えます。
製品の信頼性を評価する試験の1つでサーマルショック試験やヒートショック試験とも呼ばれます。

メーカ・型式
日立アプライアンス株式会社
 ES-106LH
性 能
温度範囲 :
(高)+60~+200℃
(低)-70℃~0℃
試験室寸法 :470×485×460mm
設置年度
2006年
担 当
基盤技術課 化学・環境担当
TEL 075-315-8633        FAX 075-315-9497
E-mail  kiban@kptc.jp
使用料(基本額)
こちらをご覧ください
公益財団法人JKA補助機器(競輪補助物件)
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活用事例

当センターの機器は気相型で、機器の試験室上部に加熱器、下部に冷凍機があり、各部から試験室に送風することで熱衝撃を与えます。
温度変化による膨張や収縮により、異種材料が接合された部分では膨張率の違いから応力を生じ、これが繰り返されるとクラック・破壊につながることから、基板にハンダ付けした部分の密着性や膨張率の異なる板を接着剤で貼り合せた場合の接着強度などの信頼性評価に利用されています。

例えば、長さ1mの薄板のアルミ合金と軟鋼を貼り合せた場合、温度差-50℃から+150℃(温度差200℃)まで変化させると、線膨張係数の違いから、アルミ合金は4.6mm、軟鋼は2.6mm伸びます。この2mmの伸びの差によりアルミ合金には圧縮応力が働き、軟鋼には引張応力が働き、破壊の原因になります。

注意点として、試料が送風で飛ばないように工夫して試験する必要があります。
なお、この試験装置では湿度を条件に含む試験は出来ません。