※令和3年度をもって終了しました。令和4年度は機械設計基礎講座を実施します。
趣 旨

機械設計者に必要とされる知識は設計から加工・計測まで、非常に広範囲です。当センターでは、設計技術者を主対象として、座学や演習を通して、機械設計・製図に必要な技術知識を習得、理解を深める「機械設計・計測技術研究会」を開催します。
主 催
京都府中小企業技術センター、公益財団法人京都技術科学センター
対 象
- 設計・製図経験概ね2年以上の方
- 全日程を通じて参加可能なこと
内容
◇講義・演習
開催方式:オンライン(Zoom使用)及び会場(京都府中小企業技術センター 5階 研修室)で開催。
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- 講師は、会場にて講義予定です。
- 詳細は、申込受付後に事務局より連絡します。
- コロナウィルス感染症の流行状況等により、オンライン開催のみとする場合があります。
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①「設計に役立つ、加工と測定の知識」令和4年1月25日(火)13:00~17:00
講師:林 正弘 氏 QVIジャパン(株)(日本工業大学 非常勤講師)
アイデアを形にするための加工法を知ることは非常に重要です。各種加工法の特徴などを踏まえ、実際にどういった場合に用いられているか、実例を交え学びます。また、加工したものが考えた通りの形になっているかを検証するための測定法についても学びます。
②「寸法公差の基本と使い方(前編)」令和4年2月1日(火)13:00~17:00
「寸法公差の基本と使い方(後編)」 令和4年2月8日(火)13:00~17:00
講師:竹之内 徹 氏 (株)ラブノーツ シニアコンサルタント
「寸法指示、公差の表し方」や「寸法公差と表面粗さの関係」などについて学び、製図力と図解力のレベルアップを図ります。
③「設計者の意思を伝える、「幾何公差」の利用法(前編)」令和4年2月22日(火)13:00~17:00
「設計者の意思を伝える、「幾何公差」の利用法(後編)」令和4年3月1日(火)13:00~17:00
講師:林 正弘 氏 QVIジャパン(株)(日本工業大学 非常勤講師)
国内ではあまり馴染みのない「幾何公差」ですが、これを使うことで、大きさを示す「寸法」と「寸法公差」に加えて、より多くの情報を伝えられます。幾何公差の基礎知識を学び、実際の形状に幾何公差を付ける演習までを通して、3次元モデルや設計図面に、より多くを語らせる方法について考えます。
◇ 精密計測機器の概要・実習
開催方式:希望者を対象に少人数にグループ分けし、京都府中小企業技術センター 地下1階 精密測定室で開催。
・コロナウィルス感染症の拡大状況に応じて主催者の判断により中止することがあります。
代表的な精密計測機器の概論、実習(実演)をします。(CNC三次元測定機、表面粗さ測定機、画像測定機等)
◆テキスト
各講義において、下記書籍をテキストとして使用します。各開催日までに、各自ご準備ください。
講義内容 |
テキスト名 |
開催日 |
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②寸法公差の基本と使い方 |
「図面って、どない描くねん!<第2版>」(山田学 著/日刊工業新聞社刊) |
2月1日 |
③設計者の意思を伝える、 「幾何公差」の利用法 |
「幾何公差 設計に活かす「加工」「計測」の視点」(高戸雄二・名取久仁春・木下悟志 共著/森北出版(株)) |
2月22日 |
年 会 費
10,000円/人
※お申込後、会費を請求させていただきますので、請求書記載の振込口座((公財)京都技術科学センター宛)にお振り込みをお願いします。(お振り込みに係る手数料等はご負担ください。)
定 員
10名程度
受講に当たっての注意点
- オンラインでの聴講には、インターネットに接続可能なPC等を各自で事前にご用意ください。
- 録画、録音、また配信データの記録やアーカイブ、保存は一切禁止します。
- 当センター会場には消毒液を設置し、会場の窓や扉の開放等による換気、他の受講者との間隔をあける等の対策をいたします。ご来所の際は、マスクの着用と丁寧な手洗い、手指消毒をお願いします。また、発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
申込方法
1 Webからの申し込みはこちら
2 E-mail、FAXでの申し込みは下記の入会申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえお送りください。
案内資料・申込書
- ご案内・入会申込書(pdf)
- 入会申込書(word)
参考情報
・講義や実習等を通して、設計製図知識、計測技術について理解を深める 機械設計・計測技術研究会(『クリエイティブ京都M&T』2021年1月号)
問い合わせ先
京都府中小企業技術センター 基盤技術課 設計計測係
TEL 075-315-8633 FAX 075-315-9497
E-mail keisoku@kptc.jp